放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(令和4年度版、 HTML形式)

MENU

第10章 健康管理
10.3 甲状腺検査

甲状腺検査 本格検査(25歳時の節目の検査)の結果

閉じる

本格検査(検査3回目)の実施期間中から(平成29年度から)、本格検査の一部として、25歳になる年度に実施する検査を開始し、一次検査はこれまで実施した平成4年度から8年度生まれの対象者、二次検査は平成4年度から7年度生まれの対象者に対する検査の結果を示します。
一次検査でA判定は全体の94.7%、B判定は5.3%、A2判定の大半は20mm 以下ののう胞、B判定の大半は5.1mm 以上の結節、という傾向はこれまでの結果と同様でしたが、対象者の年齢が高いため、B判定率および結節の発見率は先行検査、本格検査(検査2〜4回目)と比較して高くなっていました。
二次検査では、穿刺吸引細胞診の結果、16人の方が悪性ないし悪性疑いとなっています。

本資料への収録日:2021年3月31日

改訂日:2023年3月31日

ページ先頭へ