放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(令和4年度版、 HTML形式)

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第8章 食品中の放射性物質
8.2 米

福島県における米の全袋検査

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福島県では、2012年産米から、ベルトコンベア式の検査器を用い、国から指示された地域のみならず県内全域での全袋検査を、県の取組として実施しています。
なお、2020年産米から旧避難指示区域等を除き、全袋検査からモニタリング(抽出)検査に移行しました。今後、旧避難指示区域等においても段階的にモニタリング(抽出)検査に移行していくこととしており、2022年産米からは広野町及び川内村が移行しています。
全袋検査に合格した米であることは、次のように確認できます。
玄米30kg の紙袋で出荷される場合は、合格した米に「検査済ラベル」が貼られています。玄米袋用の検査ラベルには、「識別番号」が記載されており、ふくしまの恵み安全対策協議会のホームページ上で、検査結果を確認することができます。
精米で出荷される場合、その精米が全袋検査で合格した玄米から精製されていることを証明する「精米ラベル」が貼られています。ただし、精米ラベルは強制ではないため、全袋検査を受けた米でも、精米ラベルが貼られていない場合があります。
 (一部引用:福島県「全量全袋検査に関するよくある質問」http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36035b/suiden-zenryozenhukurokensa-faq.html

※旧避難指示区域等:田村市、南相馬市、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村及び川俣町(旧山木屋村)

本資料への収録日:2013年3月31日

改訂日:2023年3月31日

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