Q&A(平成28年度版、HTML形式)
第8章 食品中の放射性物質
QA8-26 食事から受ける放射線量の実態は、どの程度ですか。
- ①平成28年2月から3月に、全国15地域で、実際に流通する食品を購入して、放射性セシウムの測定を行い、食品中の放射性セシウムから受ける放射線量を測定しました。
- ②食品中の放射性セシウムから、人が1年間に受ける放射線量は、0.0006~0.0011ミリシーベルト(mSv)と推定され、現行基準値の設定根拠である年間上限線量1ミリシーベルト(mSv)の1%であり、極めて小さいことが確かめられました。
■マーケットバスケット調査:
種々の化学物質の1日摂取量を推定するための調査方法の一つです。
出典:厚生労働省ウェブサイト
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/market_basket.html
・マーケットバスケット調査・陰膳調査 結果
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
(ページの中程に平成24年2月からの調査結果を掲載しています。) - ③今後も継続的に同様の調査を行い、食品の安全性の検証に努めていきます。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 下巻 第8章 77ページ「流通食品での調査(マーケットバスケット調査)」
マーケットバスケット調査(平成27年2・3月調査)結果を基に、食品から人が1年間に受ける放射線量を推計すると、下記の図のようになります。

厚生労働省ウェブサイト「食品中の放射性物質への対応」より作成
出典の公開日:平成28年12月16日
本資料への収録日:平成29年3月31日