Q&A(平成28年度版、HTML形式)
第6章 事故の状況
QA6-4 東京電力福島第一原子力発電所の廃炉は、どのように進められるのですか。
- ①東京電力福島第一原子力発電所の廃炉は、平成27年6月に改訂された国の中長期ロードマップに基づき、30~40年の完了を目標として安全かつ着実に進められています。
- ②使用済燃料プールからの燃料の取り出しについて、4号機では平成26年の12月に、1,533体の全ての燃料の取り出しが無事に完了しました。現在、1~3号機について、瓦礫の撤去や除染など、燃料取り出しに向けた準備を着実に進めています。
- ③燃料デブリの取り出しについては、格納容器内部の調査や燃料デブリ取り出し工法の開発など、世界の英知を結集して、研究開発を進めており、平成29年中に号機ごとの取り出し方針を決定する予定です。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 下巻 第6章 9ページ「中長期ロードマップ(2015年6月改訂)」
第二回廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議より作成
出典の公開日:平成27年6月12日
本資料への収録日:平成29年3月31日