Q&A(平成28年度版、HTML形式)
第2章 放射線による被ばく
QA2-10 等価線量(とうかせんりょう)とは、何ですか。
- ①人体への放射線の影響は、放射線の種類やエネルギーによって異なります。
- ②臓器や組織が吸収した線量に対し、その影響の大きさに応じて重み付けした線量を、その臓器あるいは組織の「等価線量」といい、単位はシーベルト(Sv)です。
- ③例えば、同じ吸収線量でも、α(アルファ)線はβ(ベータ)線やγ(ガンマ)線に比べて20倍影響が大きいとされています。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 上巻 第2章 36ページ「単位間の関係」
- 上巻 第2章 37ページ「グレイからシーベルトへの換算」
- 上巻 第2章 38ページ「様々な係数」
- 上巻 第2章 40ページ「線量概念:物理量、防護量、実用量」
量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所ウェブサイト「放射線被ばくに関するQ&A」より作成
出典の公開日:平成24年4月13日
本資料への収録日:平成29年3月31日