■環境と交通
交通は、社会・経済活動や人々の暮らしに欠かせないものですが、一方、大気汚染、騒音・振動、温室効果ガスの排出といった様々な環境問題の原因の一つともなっています。
このため、自動車単体対策など既存政策の推進に加え、自動車に過度に依存しない事業活動や生活様式への変革、環境に対する負荷の少ない都市構造の創出など、新しい取組みが必要となってきました。
■ESTとは
EST(Environmentally Sustainable Transport; 環境的に持続可能な交通)とは、OECD(経済協力開発機構)が提案する新しい政策ビジョンであり、長期的視野にたって交通・環境政策を策定・実施する取組みです。人々に対して未来の交通のあるべき姿を示すことにより、人々の意識改革を促し、環境負荷の少ない交通行動や生活様式を選択することを期待しています(OECD ESTガイドライン 日本語 [PDF 97KB] English [PDF 1,195KB] )。
環境省は、国内とアジア地域において、ESTの実現に向けた取組みを展開しています。
■関連リンク
- 国土交通省
- 環境的に持続可能な交通(EST)
- エコロジー・モビリティー財団
- 環境的に持続可能な交通(EST)ポータルサイト
- 国連地域開発センター(UNCRD)
- 環境保全型交通体系(EST)事業
- Organisation for Economic Co-operation and Development(OECD : 経済協力開発機構)
- Environmentally Sustainable Transport (English only)