瀬戸内海における平成17年の入港船舶総トン数、港湾貨物の取扱量は、全国の約42~45%の割合を占めている。入港船舶総トン数、港湾貨物の取扱量はともに、昭和38年から昭和48年にかけて2倍以上に急増した後、ここ数年は減少傾向にある。
また、平成20年の主要狭水道における1日平均の通航船舶隻数は、瀬戸内海で最も多かった備讃瀬戸東部で849隻となっており、東京湾口の浦賀水道における529隻に比較しても多い。海上交通安全法にいう巨大船、危険物積載船等の通航も多い。
瀬戸内海沿岸11府県における入港船舶総トン数の推移
出典:「港湾統計(年報)」(国土交通省、平成19年)
瀬戸内海沿岸11府県における港湾貨物取扱量の推移
出典:「港湾統計(年報)」(国土交通省、平成19年)
瀬戸内海の港湾・航路(H21年3月末現在)
主要狭水道別通航船舶の隻数の推移(1日平均)
注)平成4~10年度の関門海峡の値は出典資料に掲載されていない 出典:海上保安庁広報資料