みちのく潮風トレイルについては、早期の全線開通を目指し、引き続き地域と協働で路線検討を進めるほか、マップの作成等を行い、国内外の利用者の増加を目指します。また、震災後5年間の自然環境の変化状況を踏まえて、引き続きモニタリングするとともに、その成果の情報発信を通じて、被災地の復興や新たな大震災への備えに貢献するとともに、自然と共生した地域の実現を目指します。
自然環境整備交付金による支援を含めた三陸復興国立公園の整備や、みちのく潮風トレイルの情報発信拠点となるトレイルセンター及び多言語に対応した全線統一標識の整備を推進します。
東京電力福島第一原子力発電所の周辺地域での放射性物質による野生動植物への影響を把握するため、関係する研究機関等とも協力しながら、動植物の試料採取及び分析等を進めます。また、関連した調査を行っている他の研究機関等とも情報交換を行い、影響の全体把握に努めます。
帰還困難区域等でイノシシ等による家屋被害等が発生していることから、将来の住民帰還が円滑に進むように、地元と調整・連携しながら、イノシシ等の生息状況調査と捕獲等事業を引き続き進めます。
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