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阿蘇くじゅう国立公園の取組み

阿蘇草原再生

協力して進められている採草作業の写真

協力して進められている採草作業

阿蘇の草原は、永年にわたり野焼き、放牧、採草などの人々が手を加えることで維持されてきましたが、後継者不足や畜産農家の減少で管理が困難になり、藪や林が増え、草原が減少しています。「阿蘇草原再生協議会」では、「30年後も今と変わらない草原を残す」を目標に、地元による草原維持への支援をはじめとする様々な取組を進めています。

くじゅうミヤマキリシマ保全活動

ミヤマキリシマ保全のため被圧木の除伐を行うの写真

ミヤマキリシマ保全のため
被圧木の除伐を行う

くじゅう連山のミヤマキリシマの大群落はくじゅうを象徴する風景でしたが、近年、ノリウツギなどの低木が繁茂し、被圧されたミヤマキリシマ群落の衰退が顕著になっています。そのため、管理計画を改定し、関係団体の連携の下、特別保護地区を含めた各地点で保全のための除伐活動を実施しています。