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ナシオン創造の森（国見台１号緑地）

ナシオン創造の森位置図

ナシオン創造の森（国見台１号緑地）
No.	28-6
名称	ナシオン創造の森（国見台１号緑地）
ふりがな	なしおんそうぞうのもり（くにみだいいちごうりょくち）
所在地	兵庫県西宮市
選定基準１	○（該当）
選定基準２	○（該当）
選定基準３	-（非該当）
選定理由	西宮市北部の住宅地に隣接する約14haの山林が対象であり、地域の市民団体により「創造の森」として整備されている。市街地にありながら、手入れの行き届いた残存林として良好な林地環境が維持されており、トノサマガエル、ニホンアカガエル、ニホンリス、キンラン、ギンランなど里地里山に特徴的な動植物の生息・生育が確認されている。
保全活用状況（取組状況）	「ナシオン創造の森育成会」が、森の整備活動、森の利活用、森林生態調査等に取り組んでいる。森の整備活動：木の伐採・裁断・整理、松枯れしている松の伐採・処分、下草刈、ガンピ栽培による生産林としての里山再生の試行、遊歩道の補修や樹名板の製作設置、緑の少年団活動の指導森の利活用：小・中学生の自然体験学習の指導、森のイベント開催（花見、観察会、ヤキイモ大会等）、木工作など森林生態調査：植生遷移の調査、生物多様性向上の実証（2015年で6年目の調査完了）
活動主体	ナシオン創造の森育成会
その他参考情報	「ナシオン創造の森」は、17のゾーンに色分けして森の利活用方法を決め、「植物学・生態学をきっちり踏まえている森」づくりを目指している。4つの柱（①森を育てる活動、②森に学ぶ活動、③森を楽しむ活動、④参画と協働）を基本に活動し、緑地を活用して、市、県の様々な街づくりや教育プログラムに協力している。平成19年、自然の保全運動を通し、自然と命の大切さを学び、次世代に引き継ぐことを目的に「ナシオン創造の森育成会」を設立。
保全活用施策（実施状況等）	森林・山村多面的機能発揮対策交付金の活用

位置図について

各地域の地図（位置情報）について、地図上の点線（赤枠）はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア（赤枠）を省略している場合があります。