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湿原の里・長ノ山

湿原の里・長ノ山 位置図
湿原の里・長ノ山
No. 23-9
名称 湿原の里・長ノ山
ふりがな しつげんのさと・ながのやま
所在地 愛知県新城市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 隆起準平原の低地にある長ノ山に形成された広大な泥炭湿原であり、湿地と共に暮らす稲作を主体とする山里である。
一帯は、大正時代以降に大半が水田に変わり、残った湿地は「長ノ山湿原(3.4ha)」と呼ばれ、各所にあった窪地は、湿原に隣接する水田に導水する農業用ため池となり、ハッチョウトンボやメダカなど里地里山に特徴的な種をはじめ、水辺に生息する動植物の宝庫となっている。
保全活用状況(取組状況)
  • 年間30回の定期的な巡視活動や学習会開催等を「作手高原の自然に親しむ会」が主体的に行っている。また、湿原植生保全のため、地元住民の協力を得て草刈り等の環境整備を行っている。
活動主体 作手高原の自然に親しむ会(湿原保護活動団体)、新城設楽生態系ネットワーク協議会
その他参考情報
  • 次世代を担う地元の愛知県立新城東高校作手校舎の「人と自然科・大地のめぐみコース」では、草花等に関する学習を通して、湿原を有する特異な自然環境について理解を深めている。
  • 愛知高原国定公園、日本の重要湿地500、県天然記念物
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。