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小木地区

小木地区 位置図
小木地区
No. 17-15
名称 小木地区
ふりがな おぎちく
所在地 石川県鳳珠郡能登町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 -(非該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 能登半島内浦に位置する能登町小木地区は、かつて天然の良港として栄えた地域である。
九十九湾は能登半島内浦に位置するリアス式海岸で、入り組んだ海岸に森林と農地が接近しモザイク状の土地利用が形成されている。湾内及び周辺の浅海域には藻場が形成され、多様な生物の生息地となっており、海と森を行き来するアカテガニをシンボルとして、里山・里海環境が保全されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 九十九湾周辺では、地域住民グループと県内の大学が連携し、アカテガニの生態調査、観察路の整備及び地域活性化(自然体験、観察ツアー)の取り組みが行われている。
活動主体 グリーンキーパーズ、のと海洋ふれあいセンター
その他参考情報
  • とも旗祭り(県指定無形民俗文化財)や小木袖キリコ祭りなど、地域の伝統文化・行事が盛んな地域である。
  • 小木漁港周辺では、空き家を改修した観光拠点の整備や、地域外からの移住者による地域活性化の取り組みが行われている。
  • 世界農業遺産に認定されたことを受け、県及び関係市町により、多様な生物資源や景観・文化を維持継承する動きが高まりつつある。
  • 小木港のイカの漁獲高は全国第3位で、イカをテーマにしたイベント「イカす会」が地元住民らによって行われている。
  • 金沢大学臨海実験施設があり、金沢大学などの協力で平成26年度から小木小学校では「里海科」の授業が設けられている。
  • 県内唯一の海洋深層水取水施設があり、ミネラルウォーターや塩が製造販売されている。
  • 能登半島国定公園、日本の重要湿地500、日本百景(九十九湾)
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。