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春蘭の里(宮地、鮭尾、柏木、太田原)

春蘭の里 位置図
春蘭の里(宮地、鮭尾、柏木、太田原)
No. 17-14
名称 春蘭の里(宮地、鮭尾、柏木、太田原)
ふりがな しゅんらんのさと(みやち、さけお、かしわぎ、おおだわら)
所在地 石川県鳳珠郡能登町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 能登半島の北部に位置する、山田川上流域の山あいに能登の里山が広がっている。
キノコや山菜など里山の恵みを受けた暮らしと人が受け継ぎ守ってきた里山の自然が残された地域であり、農地やホタルの生息する水路、里山林を中心としたモザイク状の土地利用が維持されている。「能登の里山」での農業体験の提供を通じ、地域内外の力によって里地里山が維持管理されており、手入れの行き届いた「キノコ山」にはシュンランが生育している。
保全活用状況(取組状況)
  • 里地里山を農家民宿での体験メニューの活動の場として保全活用するとともに、ボランティアとの協働作業で水稲作付不適地の耕作放棄地にはソバ、菜種、草花等を植栽し景観の向上にも取り組んでいる。
  • 地域の有志で結成された「春蘭の里実行委員会」が、農家民宿など里地里山型ツーリズムを推進している。
活動主体 春蘭の里実行委員会
その他参考情報
  • いしかわ景観総合条例の景観形成重点地区の第1号として指定(H21.1)
  • これまで様々な表彰を受賞しておりその知名度は非常に高く、県で開催された全国農業担い手サミットにご臨席された皇太子殿下が、春蘭の里の取組みをご視察されている。
  • 平成21年に名古屋市で開始されたCOP10ではエクスカーションに組み込まれた。
  • 外国人旅行客も多く訪れている。
  • 平成27年に「能登のキリコ祭」は日本遺産に認定されたが、廃校を改修整備した宮地交流宿泊所「こぶし」には組み立てられたキリコが展示してあり、修学旅行生などにキリコ祭を体験させている。
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。