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上ノ原「入会の森」

上ノ原「入会の森」 位置図
上ノ原「入会の森」
No. 10-6
名称 上ノ原「入会の森」
ふりがな うえのはら「いりあいのもり」
所在地 群馬県利根郡みなかみ町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 県北部の利根川源流に位置し、元は薪炭林であったミズナラ林と、元は入会地であった茅場からなる21haの町有地である。
伝統的な草地管理手法(雪を防火帯とした野焼きなど)等が継承されており、森林化が進んでいた茅場の再生が行われたことで草地生態系が形成された。また、「みなかみ町自然環境及び生物多様性を守り育てるため昆虫等の保護を推進する条例」の指定地区であり、ニリンソウやヒトリシズカ、コノハズクやヨタカなど里地里山に特徴的な動植物の生息・生育も確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 「森林塾青水」による野焼き、茅刈りや草地維持体験活動のフィールドとして用いられ、生産された茅は古民家再生に活用されている。
  • 「流域住民も参加する草地づくり」に向けた、新たな入会の仕組みが構築されている。
  • みなかみ町体験旅行による環境教育が盛んに行われている。
活動主体 森林塾青水
その他参考情報
  • 毎年春(4~5月)にかけての野焼きや秋(10月末)の茅刈り・ボッチ作りには、都市部からの観光客もたくさん訪れ、賑わっている。また、みなかみ町体験旅行による自然観察会などでも多数の学生等が参加している。
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。