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米地区

米地区 位置図
米地区
No. 6-15
名称 米地区
ふりがな よねちく
所在地 山形県最上郡鮭川村
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 鮭川が湾曲する、川に囲まれた高台に位置し、米湿原を水源にもつ日本の原風景が残る農村集落である。
地区全体で生物多様性の保全を掲げ、50年ほど前まで田や葦苅の場として利用されてきた米湿原の再生、昔ながらの営農が続けられており、ハッチョウトンボやゲンゴロウ、サギソウなど、里地里山に特徴的な動植物のほか、絶滅危惧種も多数生息している。
保全活用状況(取組状況)
  • 昔からの環境を保全し、昔からの農業を営むことで、農作物に付加価値をつけようと地域全体で取り組んでいる。
  • 代表的な取り組みとしては、地域住民による失われてしまった米湿原の復活、昔からの堆肥を使った有機米の栽培など。それに伴い、絶滅危惧種が多く生息する、最上郡でも貴重な生態系となった。
活動主体 鮭川村自然保護委員会
その他参考情報
  • 年に1度、草刈などの環境保全活動と懇親会を併せた米湿原まつりと収穫祭を開催。地区外の人も参加可能で、環境保全を肌で感じるとともに、里山で獲れた作物を使った懇親会に参加することができる。近年では、貴重な生態系である米湿原を見るために、県内外から多数の人達が足を運んでいる。
保全活用施策(実施状況等)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。