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蕪栗沼・周辺水田

蕪栗沼・周辺水田 位置図
蕪栗沼・周辺水田
No. 4-6
名称 蕪栗沼・周辺水田
ふりがな かぶくりぬま・しゅうへんすいでん
所在地 宮城県大崎市、栗原市、登米市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 日本最大規模のマガンの越冬地である蕪栗沼と、渡り鳥のえさ場となっている周辺の農地を含む地域である。
かつて氾濫原湿地であった蕪栗沼には、ヨシ群落やマコモ群落など低湿地を代表する植生が残存しており、ハヤブサ、メダカなど里地里山に特徴的な動植物を含む1500種以上が確認されている。また、渡り鳥のねぐらを分散するために始めた「ふゆみずたんぼ」など環境に配慮した農業によって、周辺の水田生態系も豊かになっている。
保全活用状況(取組状況)
  • NPO、農業団体、市民、行政等が連携した保全活用が図られている。
    (動植物のモニタリング調査/ふゆみずたんぼの実施/環境に配慮した農業の実施/田んぼの生きもの調査/小中学校での環境学習利用/エコツアーの実施/産地と消費者の交流会/遊水地管理と合せた湿地の保全(陸地化の防止、植生管理等)/参加型のイベントの開催(ゴミ拾い、ヨシ刈り等)/ヨシのペレット利用(バイオ燃料)/野火の実施)
活動主体 NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ、NPO法人田んぼ、伸萠ふゆみずたんぼ生産組合、農業者
その他参考情報
  • ラムサール条約湿地、にほんの里100選、重要野鳥生息地(IBA)、日本の重要湿地500
保全活用施策(実施状況等) 関係行政、関係団体、市民で構成した委員会による「蕪栗沼・周辺水田保全活用計画」の推進と進捗管理

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。