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 このたび、記念すべき第60回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」が、日比谷公会堂において開催できますことを大変喜ばしく思います。また、開催に向けて御尽力をいただきました関係の皆様に、心より御礼を申し上げます。

 愛鳥週間の歴史は、戦後の混乱が冷めやらぬ昭和22年4月、日比谷公会堂で行われた第1回「バードデーのつどい」から始まりました。それから60年の年月を経て、再びこの日比谷公会堂で「つどい」を開催できますことは、ひとえに、先人たちの意志を多くの人々が引き継ぎ、その活動を大きく広げていったからに他なりません。

 都市化が進んだ今日。しかし、都会の中でも気を付けて見てみると、野鳥はちゃんと生活をしています。

 皆さんも、日々の暮らしの中で、野鳥たちのさえずりに、しばし耳を傾けてみませんか。そして、想像力をたくましくしてみて下さい。何かささやいているような、何か必死で訴えているような・・・・・そんな気がしませんか。

 第60回目の愛鳥週間を機に、改めて野鳥と人との関係を再認識し、野鳥保護の思想が一層普及することにより、様々な環境保護の活動がさらに活発になることを願っています。

   

 5月14日(日)に、第60回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」を全国からお集まりの皆様と開催できますことを心から楽しみにしております。

 昭和22年4月10日に開催された第1回「バードデーのつどい」は野鳥保護にかかわる当時の官庁、学会、研究機関や民間団体など、多くの関係者が集い、愛鳥の精神を全国に広めた第一歩であり、大変意義の深いものでありました。

 以来、60年にわたる愛鳥活動は、野鳥保護の様々な分野において、多くの成果を挙げてまいりましたが、ひとえにその活動の黎明期からの指導者はじめ多くの方々の熱意と努力によるものであります。

 今日、野鳥保護の解決すべき課題もまだまだ残されており、人と自然のかかわりが今後ますます複雑化していく中で、人と野鳥が共生をしていくためには、日本中に様々な野鳥がより多く生息できる豊かな環境を造っていくことが最も大切であります。

 第60回大会をきっかけとして、みなさんとともにもう一度愛鳥週間の精神を思い起こし、野鳥の立場に立って、野鳥保護の普及啓発と生息環境づくりなどの活動を一層充実していくことを心から念願いたします。

 第60回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」へのご参加を心からお待ちしております。

   

 これから先、どうするか??? なんです。

 庭に野鳥を!といったプライベートな感覚も大事だけれど、パブリックで身近な空間に、鳥を呼び寄せる環境づくりが必要だと思います。都市とか公園のあり方をどうするか? 僕はね、これからは、鳥が食べる実が生ったり、虫が集まる樹という点からも、都市の緑化を考えていかなくてはいけないと思っています。

 今の時代だからこそできるやり方があるし、その可能性を感じているんです。現に、ヨーロッパや北米では人を恐れずに、都会のカフェや身近な生活空間にも鳥やリスがやってくる、そういうところが、みんなにとってのサンクチュアリなんだと僕は思います。

   

これを書いている今、僕の大好きなバンド、ローリングストーンズが来日している。
彼らは、結成40年以上、平均年令62才で、今だにアクティブにロックして、世代を越えて世界じゅうの人々に愛され、夢を与え続けている。

全国野鳥保護のつどいは、60周年。長い歴史はお金では買うことができず、それだけですばらしく、強い力になるはずだ。
ファジーでコンビニエンスなこの世の中、コミュニケーションツールだけとっても、黒電話〜プッシュホン〜ポケベル、携帯、メール、、と時代はめまぐるしく変わり、環境や自然にまつわる問題は複雑にからみ合ったものが、山積みになるばかりだ。
そうやって考えると60年間いったい何をしてきたんだ?と聞いてみたくなる。
60年の間に数多くの若者に自信や希望を与えてきた、このつどい。
I LOVE BIRDと題した今年は、自然環境に、心から敬意と反省、その必要性を再確認して、60年かかって、できなかったことを、本当に形にする「はじめの一歩」にする年だ。
のんびりはしてられない。
少しでも多くの人が季節や景色、生き物を通して、自然のすばらしさを忘れずに感じ、考え、日々を過ごせるように、大人も子供も力を合わせて、「継続は力なり!」と本当に言える日に向かって走り続けて行こう。。。。  2006.4月 ♪鳥くん(永井真人)