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顕著な普遍的価値
- 海洋島※の著しく高い固有種率と現在進行形の生物進化
※海洋島:一度も大陸と陸続きになったことがない島
固有種の宝庫
小笠原諸島は東京から約1,000km 南に位置し、「ボニンブルー※」とよばれる美しい紺碧の海と切り立った断崖に囲まれた島々です。
※小笠原の英名“The Bonin Islands(ボニンアイランズ)” に由来。
これまで一度も大陸と陸続きになったことがないため、小笠原諸島の生物は鳥に運ばれたり、風に乗って運ばれたり、海流や流木に付着して流されたりして、島に偶然たどり着き、島の環境に適応して生き残ったものの子孫です。島に定着できた種は、その後隔離された環境の下で長期間独自の進化の道を歩み、その結果、小笠原において、ムニンノボタン、オガサワラトンボなど他に見られない固有の動植物が多く誕生しました。小笠原に自生する維管束植物全体の約40%、昆虫は全体の約25%、カタツムリは90%以上(約100種)が固有種です。
小笠原諸島は東京から約1,000km 南に位置し、「ボニンブルー※」とよばれる美しい紺碧の海と切り立った断崖に囲まれた島々です。
※小笠原の英名“The Bonin Islands(ボニンアイランズ)” に由来。
これまで一度も大陸と陸続きになったことがないため、小笠原諸島の生物は鳥に運ばれたり、風に乗って運ばれたり、海流や流木に付着して流されたりして、島に偶然たどり着き、島の環境に適応して生き残ったものの子孫です。島に定着できた種は、その後隔離された環境の下で長期間独自の進化の道を歩み、その結果、小笠原において、ムニンノボタン、オガサワラトンボなど他に見られない固有の動植物が多く誕生しました。小笠原に自生する維管束植物全体の約40%、昆虫は全体の約25%、カタツムリは90%以上(約100種)が固有種です。