低層湿原,汽水湖沼,干潟,サンゴ礁
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生息・生育域 |
生物分類群 |
選定理由 |
選定基準 |
池間湿原 |
湿原植生* |
もともと入り江だったところに,汽水の沼地と周辺の低層湿原が形成されている.オオバギ,ヤブギ,ガジュマル,タブノキ,マーニーなど石灰岩のアルカリ性土壌を好む植物が生育している.そのほかヒメガマ,フトイなどが生育する. |
1, 2 |
池間湿原 |
昆虫類 |
リュウキュウベニイトトンボ,アメイロトンボ,メミズムシ,マルミズムシ,マダラミズカメムシ,コブイトアメンボ,セスジアメンボ,チビコツブゲンゴロウ,コクロヒラタガムシ,クロヒラタガムシのほか,コガタノゲンゴロウ,トビイロゲンゴロウのような中・大型種が多く生息可能な池も残存する,宮古諸島の中で貴重な環境である. |
2, 3 |
池間湿原と周辺サンゴ礁 |
甲殻類 |
池間湿原は,かつて海水が流入する内湾であったが,漁港工事に伴って湾口が閉ざされて淡水化した.その後,水草が繁茂し湿地の大半が埋まり,北西部に淡水域が残っている.湿地とその周辺にはオカガニが多く生息する.砂礫干潟には,ルリマダラシオマネキが生息する. |
2 |
位置図について
各湿地の位置情報(地図上の点)は、絶滅危惧種の保全等に留意し、おおよその代表地点を示したものです。
*について
生物分類群に*が付いている場合は、今回の見直しにより新たに追加されたことを示します。