平成10年度環境庁予算(案)の概要−第4
平成10年度環境庁予算(案)の概要

第4.自然と人間の共生の確保
(単位:百万円)
 項       目  平成9年度
予 算 額
平成10年度
予算(案)額
差  引
増△減額
備   考
第4.自然と人間の共生の確保 16,104  15,853  △ 251   
1. 生物多様性保全施策の推進
2,587  2,272  △ 315   
 
  • 生物多様性情報システム整備推進費
  • 73  120  47   自然環境調査資料館において生物多様性情報の収集・管理・提供を一元的に行う情報システムを構築
  • 自然環境保全基礎調査費
  • 466  391  △ 75   自然環境保全法に基づく自然環境の現状把握、生物多様性の観点からの各種調査及び海域の生態系、生物相に関する調査
  • 国土生態系ネットワーク形成モデル地域計画策定事業 
  • 0  6  6   「生物多様性国家戦略」の長期目標の実現を図るため、生物の生息環境の広域的ネットワーク化に必要な事業に関するモデル計画の策定
  • 生物多様性情報図作成事業費 
  • 0  10  10   種レベルの生物多様性を表す情報図を作成
  • 野生鳥獣救護支援センターの整備 
  • 0  91  91   油汚染により被害を受けた野生鳥獣の治療等を行う施設を整備
  • 野生鳥獣管理技術者育成事業費 
  • 0  12  12   野生鳥獣の生態に応じた効果的な管理技術を習得させ、鳥獣管理の中核的担い手となる人材を育成
  • 2地域
  • やんばる地域基本整備構想策定費 
  • 0  20  20   やんばる地域における拠点的利用施設の整備等の基本構想を策定
  • 野生鳥獣管理適正化事業
  • 68  79  11   野生鳥獣の被害防止を図るため、鳥獣の生態に応じた適切・効果的な管理技術・手法の普及
  • 7地域→9地域
  • 特定野生生物保護対策費
  • 180  180  0   絶滅のおそれのある野生生物の種の保存を図るために必要な保護計画の策定及び生息環境の改善等の保護増殖事業の推進
  • 奄美野生生物保護センターの整備
  • 150  250  100   アマミノクロウサギ等希少野生動植物の保護増殖、調査研究等の拠点として整備
  • 9〜11年度の3か年で整備
  • 自然共生型地域づくり事業費補助
  • 220  198  △ 22   自然の恵みや四季の変化が実感できる自然共生型の地域づくり(生物の生息環境の保全形成事業)を支援
  • 補助先:地方公共団体 9地域
  • 野生生物保護センター等維持費
  • 99  155  56   野生生物保護センター、水鳥・湿地センター、世界遺産センター及び自然環境調査資料館の管理運営等
    2. 自然とのふれあいの促進
    13,517  13,581  64   
     
  • 自然公園等事業費
  • 12,807  12,935  128   
    うち
     1)緑のダイヤモンド計画事業
     国立・国定公園の核心地域において利用拠点整備事業等を総合的・計画的に実施
  • 6地域→7地域
  •  2)ふれあい自然塾整備事業
     滞在型の自然の体験や学習活動を行うための拠点を整備
  • 2地域→3地域
  •  3)環境共生推進特別整備事業(共生プラン21)(再掲) 
     二酸化炭素の吸収源である植生の復元、自然エネルギーを活用した施設等(ソーラー利用のビジターセンター、風水力利用のトイレなど)の重点的な整備
  • 4地域
  •  4)特定山地地域自然公園保全整備事業 
     自然公園内の荒廃山地地域を対象に自然環境の保全や利用施設を整備
  • 1地域
  •  5)ふるさとふれあい水辺整備事業   水浴場及びその周辺地域などにおいて、人と水とのふれあいを促進するため、自然環境を学習、体験する施設等を整備(ふるさと自然ネットワーク整備事業の新規メニュー)
    国立公園等管理強化対策費 122  123  1   国立公園の管理方針検討のための調査や保護管理施策の強化のための事業を実施
    国立公園等環境保全管理費 128  109  △ 19   国立公園の主要利用地域の清掃活動等の助成等
    身近な水辺環境再生事業費補助(再掲) 210  182  △ 28   水辺環境を再生させる施設等の整備に対する補助
    (注)端数処理の関係で、合計額が一致しないことがある。


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