平成10年度環境庁予算(案)の概要−第3
平成10年度環境庁予算(案)の概要

第3.化学物質対策の推進
(単位:百万円)
 項       目  平成9年度
予 算 額
平成10年度
予算(案)額
差  引
増△減額
備   考
第3.化学物質対策の推進 2,126  2,486  360   
1. ダイオキシン問題への適切な対応
32  307  275   
 
  • ダイオキシン類対策関係経費
  • 32  307  275   ダイオキシン類による人の健康や生態系への影響の未然防止を図るための大気・水質・土壌等の総合的なモニタリングの実施及び発生源情報の整備、排出抑制手法の検討、環境中挙動を把握するための調査・研究等
  • 総合モニタリング調査
      6ブロックX3地域
     (発生源周辺、大都市、中小都市)
  • 2. 化学物質による環境リスク対策の推進
    2,094  2,179  85   
     
  • 環境汚染物質排出・移動登録(PRTR)制度調査費
  • 19  60  41   環境汚染物質排出・移動登録制度の円滑な導入のためのシステムの整備・改善
  • パイロット調査の継続--2ヶ所
  • PRTRに関するOECD会合の開催
  • 化学物質複合リスク基礎調査費 
  • 0  27  27   大気・水に含まれる多数の化学物質の複合影響(複合リスク)を把握する手法を用いた全国的な調査の実施
  • 4ブロックX10地点
  • 化学物質の環境リスク評価推進費
  • 487  536  49 
  • 有害性評価事業--112( 70)
     データベース作成、文献調査、動物試験等による化学物質の有害性に関する情報収集・評価の実施
  • 暴露評価等事業-- 34( 27)
     文献調査等による化学物質の暴露に関する情報収集・評価の実施等
  • 生体影響試験実施事業--390(390)
     生体影響試験による化学物質の生体影響評価の実施
  • 環境中微量化学物質による健康影響調査等 
  • 0  27  27   いわゆる化学物質過敏症の原因と疑われている環境中微量化学物質についての環境中濃度、健康影響等の実態調査の実施
  • 3テーマ(物質、個人暴露、影響調査)X 4ブロック X 3地区
  • 内分泌攪乱化学物質影響調査 
  • 0  53  53   人や生物の体内で分泌されるホルモンを攪乱させるおそれのある化学物質の実体を解明するための調査研究
  • 人の健康影響に関する調査研究
  • 生体影響に関する調査
  • 実験動物を用いた調査研究
  • 農薬生殖毒性総合評価体系確立調査研究費 
  • 0  23  23   世界的に懸念の高まっている化学物質による内分泌攪乱問題に対応するための調査研究
  • 関連する農薬の試験ガイドラインの開発
  • 生殖毒性に係る総合的な安全性評価体系の構築
  • 有害大気汚染物質排出抑制対策推進事業
  • 103  101  △ 2   工場、事業場等における有害大気汚染物質の排出実態を調査し、排出抑制基準等を設定
  • 有害大気汚染物質監視費補助
  • 81  81  0   地方公共団体が有害大気汚染物質のモニタリングを行う際に必要な経費に対する補助
     対象物質:ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等
  • 複数媒体汚染化学物質環境安全性点検評価等調査費
  • 326  262  △ 64   大気や水等にまたがる汚染(複数媒体汚染)を起こす化学物質について対応するための調査研究
  • 化学物質環境安全性総点検調査等調査研究費
  • 292  281  △ 11   化審法の既存化学物質等の環境残留性を把握するなど化学物質の安全性について総点検を行うための調査研究
  • 農薬対策推進費
  • 165  159  △ 6   農薬取締法に基づく農薬登録保留基準の設定・改定等に必要な調査等の実施
    (注)端数処理の関係で、合計額が一致しないことがある。


    予算(案)総覧へ  第1へ  第2へ  第4へ  第5へ  第6へ