2021年01月08日

小寒(しょうかん)

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1月5日は二十四節気で言う小寒でした。

小寒とは、本格的な寒気が訪れるのはまだ先とされているものの、実際には本格的な冬の時期が到来していることを指しています。

また、この日が「寒の入り」とされており、2月2日の節分まで寒中見舞いの対象期間ともされています。

現在の芝生地(2021年1月8日撮影)

北の丸公園は冬の真っただ中ですが、思いのほか花が咲いています。

それでは、園内の自然状況をお知らせします。

カンザクラ:寒桜(2021年1月8日、吉田茂銅像付近にて撮影)

バラ科サクラ属に分類される植物で、カンヒザクラとヤマザクラが掛け合わさって生まれたとされています。

秋から咲き始めるフユザクラを除き、サクラの中では最も早く花を咲かせます。

今年は、ソシンロウバイやマンサクよりも早く花を咲かせており、今からの満開が楽しみです。

ソシンロウバイ:素心蝋梅(2020年1月8日、北の丸休憩所付近にて撮影)

ロウバイ科ロウバイ属に分類される植物で、1月から2月頃に花を咲かせます。

花と共に香りもある植物なので、厳しい寒さの中であっても命の輝きの確かさを感じられるように思います。

マンサク:満作(2021年1月8日、清水門付近にて撮影)

マンサク科マンサク属似分類される植物で、3月から4月頃に花を咲かせます。

早春に真っ先に咲くことから、"まずさく→まんさく"となったとされる(諸説あります)植物ですが、どうやら今年はカンザクラに先を越されてしまったようです。

ウメ:梅(2021年1月8日、気象観測露場付近にて撮影)

バラ科アンズ属に分類される植物で、2月から3月頃に花を咲かせます。

現在咲いているウメは早咲き園芸品種ですが、その数は未だそれほど多くありません。

落ち葉の時期を向かえ、足下が滑りやすくなっているところもありますので、園内散策の際はご注意下さい。

(園内にゴミ箱はありません、ゴミはお持ち帰り下さい)

※千鳥ヶ淵沿いは現在、太い枝の落下と陥没があるため立ち入り禁止となっています

(出典:厚生労働省HPより)

※首相官邸、新型コロナウィルス感染症に備えて、一人ひとりができる対策を知っておこう

URLhttp://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

※厚生労働省、新型コロナウィルス感染症について

URLhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

※新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationがリリースされました。感染防止策の一環としてお役立て下さい。

URL (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

詳しくは各施設へお問い合わせください。

東京国立近代美術館

千鳥ケ淵戦没者墓苑

千鳥ヶ淵緑道

千鳥ヶ淵ボート場

皇居東御苑及び三の丸尚蔵館

科学技術館

国立公文書館

昭和館

しょうけい館(戦傷病者史料館)

日本武道館

千代田区立図書館

日比谷公園

(順不同)