2019年07月26日

大暑(たいしょ)

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 季節の便り / バックナンバー2019

北の丸公園の自然状況をお知らせします。

7月23日は二十四節気の大暑でした。一年の中で最も熱い時期となり、アブラゼミなどの鳴き声が本格的になる頃とされています。

7月27日は土用丑の日(どよううしのひ)にあたり、一般的には"う"の付く食べ物を食べて夏バテを防ごうという日とされていますが、地域によっては、丑湯(うしゆ)と称して温泉や薬湯に入る風習もあるようです。

晴れ間の芝生地(2019.7.24管理事務所付近の橋から撮影)

入道雲が空に浮かび、一斉にセミが鳴き声を響かせる・・・、北の丸公園の夏らしい風景となりました。

セミの抜け殻(2019.7.25芝生地付近の林にて撮影)

例年、抜け殻が沢山付く樹木でも、まだアブラゼミやミンミンゼミの抜け殻は少なめです。

黒いスプーンのような小さなキノコ(2019.7.23芝生地周辺の林にて撮影)

個性的なキノコ(2019.7.23芝生地周辺の林にて撮影)

キノコは一年中発生していますが、梅雨頃から種類が増え始めます。(キノコのシーズンはまだまだ続きます)

※キノコは分類が難しい生きものです。

無毒のキノコに似た有毒なキノコも数多くあり、中には触れるだけで危険なものもありますので、

見つけられた際は観察のみにとどめるようお願いいたします。

また、一日程度でいわゆるキノコ部分(子実体)が胞子の散布を終えて、しおれてしまう種類もありますので、これらのキノコが必ず見られるということではありません。

ここ数日で、セミの抜け殻や鳴き声が多くなり、アブラゼミやミンミンゼミの声も聞こえ始めるようになりました。

また、この時期ならではのイベントを実施する施設もありますので、イベントの参加と共に、北の丸公園でピクニックや散策はいかがでしょうか。

※気温も上がり、様々な生き物が活動する時期となりましたが、熱中症や虫刺されには十分な対策をしてお越し下さいませ

環境省ではCOOLな次世代の暮らし方でCO2を削減する取り組みを紹介するサイトを開設しています。

(URL https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/index.html

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内 

開館・開園状況・イベントの開催状況については各施設へお問い合わせください。

(順不同)