国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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2016年2月

9件の記事があります。

2016年02月29日北の丸公園ひと駅さんぽ【神保町駅(A9番口)から竹橋交差点】

皇居外苑バックナンバー2016 / バリアフリー情報 / 北の丸公園ひと駅さんぽ / 北の丸公園ブログ

神保町駅(エレベーターがある9番出入口)を起点に、平川門交差点と竹橋交差点(下図の印)を経由して、北の丸公園方面に向かうバリアフリールートをご案内いたします。

エレベーター等のバリアフリー設備が整った神保町駅(A9出入口)から、白山通りと内堀通りが交差する平川門交差点を経由して、竹橋交差点(下図の印/竹橋駅1b出入口付近)までの道のりは、約655m、ゆっくり歩いて約13分のひと駅さんぽです。

神保町駅(EVのある9番出入口)から竹橋交差点を経由して東京国立近代美術館や国立公文書館、科学技術館等がある北桔橋門口方面や工芸館がある乾門口までのバリアフリー経路図です

<神保町駅(エレベーターがある9番出入口)から竹橋交差点までのバリアフリー経路図>

エレベーター(地上出入口)

神保町駅のA9番出入口に設置されています。

車いす昇降機(地上出入口)

竹橋駅の2番出入口(神保町駅は、靖国通り側のA1番出入口)に設置されています。

※竹橋駅の2番出入口付近では、大手濠緑地広場を全面閉鎖して地下鉄のエレベーター設置工事が行われており、同工事の期間中は大手濠緑地広場は使用出来なくなっております。この区間を通過するランナーや自転車をご利用の皆様におかれましては、歩行者優先で、とりわけ車いすやベビーカーを使用されている方々等に配慮してご通行ください。

神保町駅(A9出入口)から、北の丸公園の北桔橋門口までは約952mゆっくり歩いて約19分ほど、乾門口までは約1.16㎞ゆっくり歩いて約23分。少し歩行距離はありますが、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々等は、ご自身の体調や状況に応じて、エレベーターのある神保町駅まで、散策がてらのんびり迂回するのも選択枝の一つです。

※神保町駅出入口の詳しい位置や運用時間、駅構内のバリアフリー設備、エレベーターの運行状況等については、神保町駅(都営地下鉄三田線・新宿線東京メトロ半蔵門線(順不同))へお問い合わせください。

※神保町駅に相互直通運転で乗り入れている各鉄道駅構内のバリアフリー情報は、ご利用になる最寄り駅(東急電鉄目黒線京王電鉄京王線東急電鉄田園都市線東武鉄道伊勢崎線日光線(順不同))にお問い合わせください。

神保町駅(EVのある9番出入口)から平川門交差点方面への導線をご案内している写真です

<神保町駅A9番出入口>

神保町駅(EVのある9番出入口)から白山通りを平川門交差点方面への導線をご案内している写真です

神保町駅の地上行きエレべーターはA9番出入口に設置されています。今回はA9出口から、平川門交差点方面(南)に向かって白山通りを進みます。

学士会館前にある我が国の大学発祥の地、東京大学発祥の地の石碑を写した写真です

<我が国の大学発祥の地/東京大学発祥の地の石碑(学士会館)>

神保町駅A9番出入口の直ぐお隣の重厚な建物は、国の登録有形文化財にも指定されている学士会館です。敷地内には我が国の大学発祥の地、東京大学発祥の地の石碑、新島襄先生生誕地の碑、日本野球発祥の地の記念碑など建てられています。近代史の舞台となったことでも知られていますが、最近はドラマのロケ地として使用されたことで幅広い世代の方々にも親しまれる場にもなっているそうです。

日本橋川に架かる白山通りの「一ツ橋」を写した写真です。

<一ツ橋>

白山通りの一ツ橋河岸交差点の直ぐ先に一ツ橋(ひとつばし)が架かっています。古来から日本橋川と小石川(現白山通り)の合流点に架かっていた橋と伝えられ、自然発生的に呼称されていた"ひとつばし"という呼び名が橋名の由来であり、後になるとこの辺り一帯を示す地名としても使われるようになったそうです。この橋の下には、首都高速都心環状線等の高架に覆われるように日本橋川が流れています。

<一橋徳川家屋敷跡>

一橋家は、現在の北の丸公園として公開されている地に居を構えていた田安家や清水家とともに、徳川御三卿のひとつに数えられる家柄で、その屋敷地は、江戸城一橋門内一帯(現在の丸紅本社ビルあたりから気象庁や大手町合同庁舎あたり)にまで広がっていたと伝えられます。

平川門交差点を竹橋方面に向かう横断歩道の様子を写した写真です

<平川門交差点>
内堀通りと白山通りが交わる交差点です。竹橋駅や北の丸公園は、この丁字路を右(西)に曲がり内堀通りを竹橋交差点方面に進みます。

白山通りは、この平川門交差点(千代田区)を起点に千石前交差点(文京区)までの「都道301号白山祝田田町線」と、西巣鴨交差点(豊島区)までの「国道17号線」を合わせた道路の通称です。

平川門橋を白山通りの平川門交差点付近から見た様子を写した写真です

<平川門橋>

平川門交差点の横断歩道を皇居のお濠側に渡って直ぐ右手には、皇居東御苑の参観口の一つとして利用されている平川門があります。神保町駅A9番出入口から平川門付近までは、約550m、ゆっくり歩いて約11分です。平川門から最寄りの竹橋駅にはエレベーターがありませんので、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々が皇居東御苑を参観される場合は、エレベーターが設置されている神保町駅A9番出入口を利用されることも選択枝の一つです。

平川門交差点から竹橋交差点方面に向かう内堀通りの歩道を写したです

<内堀通り風景・竹橋交差点を臨む街路樹(エンジュ)>

竹橋駅1b出入口付近の内堀通りを写した写真です

<竹橋駅1b番出入口>

竹橋駅を利用される方で、階段の上り下りに支障が無い方は、この1b番出入口が北の丸公園方面(北桔橋門口・乾門口)に向かう場合の最寄り出入口になります。

竹橋駅1b番出入口には、エレベーターや車いす昇降機は設置されていません。内堀通り沿いにある2番出口には車いす昇降機が設置されていますが、2番出口までの歩行距離は、エレベーターがある神保町駅A9出入口と余り変わらないので、階段の上り下りが困難な方々やベビーカーを使用されている方々等は、ご自身の体調や状況に応じて、エレベーターのある神保町駅(A9出入口)まで、散策がてらのんびり迂回するのも選択枝の一つです。

経由地の竹橋交差点付近を写した写真です

<竹橋交差点>

経由地の竹橋交差点(印)に着きました。

歩いてみると意外と近い神保町駅からの"ひと駅さんぽ"。ここから北の丸公園の北桔橋門口(東京国立近代美術館、国立公文書館、科学技術館)までは約300m、ゆっくり歩いて約6分、乾門口(工芸館)までは約500mゆっくり歩いて約10分ほどです。

※竹橋駅2番出入口から北の丸公園の北桔橋門口や乾門口に向かうバリアフリー経路は、こちらをご覧ください。

※竹橋駅2番出入口からから、高齢者総合サポートセンターかがやきプラザや同施設に移転・合築された九段坂病院、九段下交差点等を経由して北の丸公園(田安門口)方面に向かうバリアフリー経路はこちらをご覧下さい。

※近隣の文化施設等の開館・開園状況やバリアフリー設備の設置状況等については、各文化施設等(しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館、日本武道館、千代田図書館東京国立近代美術館及び工芸館国立公文書館科学技術館千鳥ケ淵戦没者墓苑千鳥ヶ淵緑道及び千鳥ヶ淵ボート場(順不同))へお問い合わせください。

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2016年02月26日北の丸公園の河津桜(カワヅザクラ)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

北の丸公園では、河津桜(カワヅザクラ)が満開を迎え、ときおり吹く風に花びらがハラハラと舞い始めています。

カワヅザクラ満開

満開の河津桜(2月26日撮影)

北の丸公園の河津桜は、清水門近くの花木園エリア(吉田茂像付近)に1本植えられています。2月はじめの立春の頃、寒桜(カンザクラ)の後を追うように河津桜(カワヅザクラ)がほころびはじめると、ひときわ目をひく艶やかな色合いの花々は遠くからでもよく目立ち、まだ冬枯れの風景の中で春の到来を告げるように大きな存在感を放ちます。

カワヅザクラ早春アップ

河津桜(カワヅザクラ)は、1950年頃、静岡県河津町で発見された自然交雑由来の園芸品種と云われる寒咲きのサクラです。河津町では、原木とされる木も大切に守られており、発見から約60年以上を経た今も、枝いっぱいに艶やかな花を咲かせているそうです。

河津町では、毎年2月から3月にかけて河津川沿いに約3.5㎞に渡って植えられた河津桜の並木を中心とした地域一帯で「河津桜まつり」が催され、国内外から訪れる多くの観光客で大変な賑わいを見せることでも知られています。

カワヅザクラ咲き始め

咲き始めの頃(2月8日撮影)

葉桜になりつつある満開のカワヅザクラ

8分咲きの頃(2月22日撮影)

河津桜(カワヅザクラ)は、伊豆半島に自生するオオシマザクラ(大島桜)と中国南部や台湾島に分布しているカンヒザクラ(寒緋桜)の種間雑種と云われ、その艶やかさの秘密は、濃紅色の花を咲かせるカンヒザクラ(寒緋桜)の遺伝的特徴をほどよく受け継いだことで生み出される日本の伝統色の"桜色(さくらいろ)"よりもくっきりとしたピンク色の花色にあります。咲きはじめの頃から7分、8分咲きの頃にかけては、冴えた花色がいっそう艶やかです。

カワヅザクラの葉

新緑の頃(2015年4月13日撮影)

カワヅザクラの実

実の様子(2015年4月13日撮影)

染井吉野(ソメイヨシノ)が散って、東京のお花見シーズンが終わった頃には、河津桜(カワヅザクラ)はすっかり新緑の葉に覆われ、日差しをいっぱい受けながら次の春の備えを始めています。

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2016年02月22日No.6(北の丸公園グリーンアドベンチャー/子供用コース)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園グリーンアドベンチャー / 北の丸公園ブログ / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の梅

北の丸公園グリーンアドベンチャー、子供用コースの設問6番を紹介します。

no.6全形

6番の木の全景です。

万葉のころから早春の代表花として親しまれてき落葉中高木です。北の丸公園では1月からぽつりぽつりと寒咲きの花が開花し、3月始めまで枝いっぱいに花を咲かせます。(2月15日撮影)

№6パネル

ヒント

○春早く、よい香りの白や紅の花が

○実から梅干しやお酒を作るよ。

○葉は薄く卵形で、小さなギザギザがあるよ。

白花アップ

6番の木は、白い花が咲く品種です。一重咲きの品種は花びらが5枚です。(2月15日撮影)

紅い花

濃い紅色の花を咲かせる品種や・・・、

珍しい紅白咲き分けの花

紅白咲き分けの花を咲かせる品種もあります。

この種類の木は、花を観賞する目的で改良された種類だけでも、白から紅色までさまざまな花色や八重咲きのもの、寒咲きから遅咲きまで揃っており、枝が枝垂れる種類等も含めて、非常に多くの品種が作り出されています。

実の様子

熟した実の様子(写真は6月9日撮影)

花を愛でる庭木として植えられる他、実を取るための果樹として日本各地で広くに栽培されています。この果実は、日本独特のすっぱい塩漬けとして知られる「〇〇ぼし」や、果実酒としてひろく親しまれている「〇〇酒」等の原材料として日本の食文化を支える重要な農産品として重要で、手作りの〇〇干しや○○酒、ジャム、シロップ漬け、〇〇ジュースの材料として季節になると八百屋さんやスーパーマーケットに出回る旬の味として一般家庭でも広く親しまれています。

葉の様子

葉の様子

葉はやわらかく少し波打ちます。

樹皮

樹皮の様子

古くなるとごつごつした樹皮が特徴になります。

メジロ

花の蜜を吸いに来るメジロ

早春の虫の少ない時期に咲く花のため甘い香りで小鳥を誘い、蜜を提供するかわりに花粉を運んでもらいます。ウグイスやメジロなどがよく密をなめにくるため、春を表す慣用句として「〇〇にウグイス」という言葉もよく知られています。

北の丸公園にあるこの樹種は、この木の名所として知られる各地の庭園や寺社、果樹園等で見られるようなきちんと整えた姿ではなく、樹林に囲まれるような場所に植えられているため下枝も少なく、どちらかというと野趣あふれる姿のものが多いです。この樹種のように庭や畑等、人家の周りに植えられるような花木や果樹等も、都心に造られた里山的環境を形成するには必要な樹種のひとつといえます。お花を鑑賞するには少し難があるかもしれませんが、甘い蜜を求めて枝から枝へ野鳥が飛びまわる都会の森ならではの風景として、是非お楽しみください。

さて、この木の名前は何でしょう?

答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。

図:北の丸公園グリーンアドベンチャー、子供用コースNo.6の位置図です

☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。

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2016年02月19日雨水(うすい)の頃に

皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園カエル通信 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の桜 / 皇居外苑・北の丸公園の梅

今日は、二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」です。三寒四温という言葉のとおり、この頃になる春めいた日も少しづつ多くなり、春の気配を感じるような暖かな日も増えてきます。雨水の頃は、雪も雨に替わり、草木の芽が出始める頃とされています。北の丸公園でも早春を彩る花木がだいぶ咲き始めてきました。

サンシュユ

<満作(マンサク)>

清水門のシナマンサクとカンヒザクラ

<シナマンサク> 

赤いマンサク

<赤い花を咲かせるマンサクの園芸品種>

梅林の紅白梅

<ウメ> 

北の丸公園では、ウメの花も見頃を迎え、野趣溢れる梅の木々の間を蜜を求めてメジロなどの野鳥が訪れています。

関東随一の梅の名所として名高い茨城県の水戸市では、1842年(天保13年)に水戸藩第九代藩主であった徳川斉昭によって造営され、金沢の兼六園や岡山の後楽園とともに「日本三名園」のひとつに数えられる庭園として知られる『偕楽園』などで、水戸の梅祭りが催されるそうです。

カワヅザクラ満開

<河津桜(カワヅザクラ)>

みごろを向けたやや濃いめのピンク色をしたカワヅザクラの花は、桃源郷に咲く桃の花を連想させます。雨水の日におひな様を飾りつけると良い縁に恵まれると云えられている地方もあるそうです。子供たちを育む伝統的な行事は、大切に受け継ぎたいことのひとつですね。

カエル

<アズマヒキガエル(雄と雌の成体)>

北の丸公園の池では、数日前からカエル合戦が始まりました。日中も、池縁の浅瀬をよく観察すれば、産卵に集まってきたアズマヒキガエルたちに出会えます。

アズマヒキガエルは一昔前までは、東日本ではどこでも見かけるほどたくさんさん生息していたカエルですが、東京23区部では絶滅も危惧されるほど激減しているいきもののひとつです。かつて身近に息づいていた自然を代表するいきもののひとつとして"となりのトトロ"にもちらりと登場したカエルは多分この種類で、個人や学校ビオトープ等での保全活動が行われている例も多くあります。

一方では、東日本のアズマヒキガエルと西日本のニホンヒキガエルが、本来生息していない地域に人為的に持ち込まれ、元々その地域にいた在来種との雑種になってしまっている例も多数報告されています。減っているいきものを守ろうとした善意の放逐も含め、興味本位や無作為の行動による分布域外へのいきものの移入・放逐が、取り返しのつかない生物多様性の低下をもたらしています。

蛙の卵

<アズマヒキガエルの卵塊>

北の丸公園の森や池は、東京都心に残された貴重な緑地となっている皇居周辺に生息しているアズマヒキガエルたちにとっても、命をつなぐために重要な生息地です。繁殖可能な成熟した大人のカエルになるには三年以上かかるため、無数に思える卵から孵ったたくさんのオタマジャクシも、産卵に戻ってこられるのはそのうちの僅か3%以下といわれています。たくさん生まれるオタマジャクシは、トンボの幼虫であるヤゴの食物としても重要で、アズマヒキガエルなどがいないとトンボもいなくなってしまいます。ようやく大きくなることが出来たカエルたちも、普段暮らしていた森から産卵場所の池に向かう途中に、車道でロードキルに遭ってたくさん命を落としています。

「採らない」こと、「放さない」ことの重要性をみんなが知ることが、野生のいきものを守るはじめの一歩です。北の丸公園の池で卵やオタマジャクシを見つけても、むやみに採ったり、どこかに放したりせず、生まれた場所で生きられるよう、みんなでそっと見守ってあげてください。

雨水の頃、奇跡のように受け継がれてきた小さな森のいきものたちを守るために。

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2016年02月15日春一番

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花 / 気象観測 / 皇居外苑・北の丸公園の桜

関東地方では、昨日(2月14日)春一番が観測され、各種メディアでは各地から春の便りが続々と報じられていました。

カワヅザクラ

<河津桜(カワヅザクラ)とメジロ>

北の丸公園でも、先週までメジロやヒヨドリが集まっていた寒桜(カンザクラ)が春一番の突風で花吹雪となり、主役が入れ替わるようにカワヅザクラが一気に見ごろになりました。

春一番(関東地方) 2月14日に観測

昨年(2015(平成27)年)は、発生せず

一昨年(2014(平成26)年)は、3月18日に観測

最早記録 2月5日 1988(昭和63)年

最晩記録 3月20日 1972(昭和47)年

気象庁調べ

気象観測所露場パネル

<東京都心の気象観測点・北の丸公園露場(ろじょう)のモニター画面>

関東地方の春一番は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表されているそうです。

1)立春から春分までの期間に限る。

2)日本海に低気圧がある。低気圧が発達すればより理想的である。

3)関東地方に強い南風が吹き昇温する。具体的には東京において、最大風速が風力5(風速8.0m/s)以上、風向はWSW-S-ESEで、前日より気温が高い。

カンヒザクラアップ

<寒緋桜(カンヒザクラ)>

清水門脇の展望広場の植え込みでは、カンヒザクラもほころび始めました。沖縄県や鹿児島県奄美地方では、この種類でサクラの開花日、満開日が観測され、1月末から2月上旬にかけて沖縄各地で桜まつりが催されます。沖縄県那覇市のカンヒザクラは、つい先日(2月12日)満開になったようですので、場所によってはもうしばらくお花見が楽しめそうですね。

春一番が観測された昨日の東京都心の気温は、15時の時点で23℃と2月としてはかなり高めの気温だったものの、今日の15時の気温は5.4℃と、どんどん気温が下がり寒い一日になりました。春一番が記録された翌日は冬型の気圧配置となり寒い日が数日続くことが多いそうです。

春一番は吹きましたが、この数日は寒い日が続くようですので、皇居外苑や北の丸公園にお越しの際は、暖かい服装でお出かけ下さい。

☆環境省では、"寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない"という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適なスタイル"WARM BIZ"(ウォームビズ)"を呼びかけております。

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2016年02月12日思いのままに

皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 春の花 / 皇居外苑・北の丸公園の梅

立春を過ぎ各地から梅の便りが届いていますが、北の丸公園のウメも少しずつ咲き進んで来ました。

咲き分けの梅 紅

<桃色のウメ>

咲き分け 白

<うっすらと絞り咲きのウメ>

この2枚の写真のお花は、実は一本の木に咲いている梅の花です。

咲き開けの梅の花 紅白

<咲き分けの様子(梅林)>

北の丸公園には、同じ木に紅い花や白い花、紅白混じり合った絞り咲きの花などを、枝によって咲き分ける梅の木が2本あり、花好きのお客様からは「紅い花と白い花が一緒に咲く梅の木はどこですか?」と毎年お尋ねいただくほどで、知る人は知る"隠れた人気者"です。

武道館近く咲き分け梅白

<白い花(武道館近くの木)>

武道館近く咲き分け梅紅

<紅い花(武道館近くの木)>

咲き分けの梅としては"思いのまま"という園芸品種がよく植えられていますが、北の丸公園の咲き分け梅も、"思いのまま"でしょうか。

咲き分け梅林全体

<咲き分けの梅(梅林内の木)>

おもいのまま樹形

<咲き分けの梅(武道館近くの木)>

北の丸公園の咲き枠の梅は2本とも少々元気がなくなっており、現在は支柱を添えられて養生中の姿です。下枝もあまりないため、咲き分ける花々を間近にはご覧いただけないのが残念ですが、みんなで大事にしていけば、また元気を取り戻して枝いっぱいに咲き分ける愛らし花を見せてくれることでしょう。

梅林の梅

梅にメジロ

<梅にメジロ>

梅の木がまとまって植えられていることから"梅林"と呼ばれている一角では、甘い香りを辺りに漂わせながらポツリポツリと先進む早咲きのウメの木々の間をメジロの小さな群れが忙しそうに飛び回り、小枝に留まってはうれしそうに花の蜜をなめていました。

約50年前に森林公園として造営された北の丸公園では、園内に点在するウメやカンザクラ、ツバキなどのそばでしばらく静かに待っていると、どこからともなくメジロやシジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラなどのさまざまな野鳥たちがやってきては、蜜をなめたり幹に隠れた虫をつついてみたり、まるで早春の森でピクニックを思いのままに楽しんでいるような様子を眺める事ができます。

皇居外苑(皇居前広場)の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(二重橋前駅(東京メトロ千代田線、東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)、日比谷駅(都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

北の丸公園の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑三の丸尚蔵館千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。

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2016年02月08日No.18(北の丸公園グリーンアドベンチャー/大人用コース)

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園グリーンアドベンチャー / 北の丸公園ブログ

北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースの設問18番を紹介します。

紅い実を持つ常緑樹。グリーンアドベンチャ-大人用18番

18番の木の全景です。秋から冬に紅い実を付ける常緑樹で、北の丸公園では例年11月上旬ごろに紅い実が見頃になります。(写真は12月18日撮影)

18番の木のラベル

ヒント

○常緑高木で、秋には赤く熟した実をたわわに実らせます。

○小枝と葉柄が黒紫色で葉が黒みがかっているので鉄(くろがね)××の名がつきました。

たくさんの紅い実

葉柄部分が黒い

実の様子(写真は12月18日撮影)

紅い実がよく目立つこの木には、秋から冬にかけてさまざまな野鳥が実を食べに集まって来ます。

この樹種は、雌花が咲く木と雄花が咲く木が別の木(雌雄異株)なので、18番の木ように実がなるのは雌木だけで、実をならせるには花粉をつける雄木が近くに生えていることが必要です。

樹皮の様子

樹皮の様子(写真は12月18日撮影)

葉の表

葉っぱ(表)の様子

葉っぱの表側は光沢がある深緑色をしており、葉柄が黒紫色です。

葉の裏側

葉っぱ(裏)の様子

葉っぱの裏側は、表側に比べて白みがかった緑色で、中心の葉脈以外がはっきり見えないことも大きな特徴で、実がない時期にこの木を見分けるポイントの一つです。

春の新芽がでる頃になると、新しい葉と交代するように古い葉っぱが落葉します。

さて、この木の名前は何でしょう?北の丸公園には、この木のように野鳥が好む実のなる木が数多く植えられており、18番の木が植えられている辺りでも、さまざまな野鳥のさえずりが聞こえてきます。答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。

図:北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースNo.18の位置図です


☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。

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2016年02月04日立春の候

皇居外苑バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花 / 気象観測 / 皇居外苑・北の丸公園の梅

今日は、二十四節気のひとつ「立春(りっしゅん)」です。暦の上では春となりましたが、北の丸公園のウメは、寒咲き品種の数本を除けば、ようやく蕾がほころび始めたところです。

露場近くの白梅アップ

<ウメ>

梅香る季節にはまだ早いようですが、枝先には丸い蕾が準備万端。日を追うごとにポツリポツリと花開いていきますので、今年のウメは長い期間楽しめるかもしれません。

<寒紅梅(かんこうばい)>

北の丸公園の一角に設けられている東京都心の気象観測点・北の丸公園露場(ろじょう)の傍らにぽつんと1本植えられている寒咲きの桃色のウメは、寒紅梅(かんこうばい)でしょうか。日だまりの中、咲き進んでいる寒紅梅を眺めていると、ひととき春爛漫の風情に包まれます。

ソメイヨシノ蕾

<ソメイヨシノの冬芽>

日本気象協会や気象会社各社から今年の桜開花予想(第一回目)が発表されており、東京地方は今のところ概ね例年並み(3月26日前後頃)の開花という予想が多いようです。北の丸公園のソメイヨシノは、しっかりと冬芽に包まれ、万全の寒さ対策をしています。

立春を過ぎると日差しは日に日に強さを増し、早春の花々が少しづつ順繰りと咲き始めていきますが、まだまだ春とは名ばかりで、しばらくは厳しい余寒の日々が続きます。北の丸公園や皇居外苑へ春を探しにお越しの際は、暖かい服装でお出掛けください。

皇居外苑(皇居前広場)の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(二重橋前駅(東京メトロ千代田線、東京駅(東京メトロ丸ノ内線JR)、日比谷駅(都営地下鉄三田線東京メトロ日比谷線・千代田線)、大手町駅(都営地下鉄三田線東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線)、有楽町駅(東京メトロ有楽町線JR)、霞ヶ関駅(東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線)、桜田門駅(東京メトロ有楽町線)(順不同))へお問い合わせください。

北の丸公園の最寄り駅

運行状況や利用案内は、最寄りの各駅(九段下駅(都営地下鉄新宿線東京メトロ東西線・半蔵門線)、竹橋駅(東京メトロ東西線)、神保町駅(都営地下鉄三田線都営地下鉄新宿線)、東京メトロ半蔵門線)順不同)へお問い合わせください。

北の丸公園近隣の文化施設等のご案内

近隣の文化施設等の開館・開園状況等については、各文化施設等(国立公文書館科学技術館、日本武道館、千代田図書館千鳥ヶ淵緑道千鳥ケ淵戦没者墓苑しょうけい館(戦傷病者史料館)昭和館東京国立近代美術館及び工芸館皇居東御苑三の丸尚蔵館千鳥ヶ淵ボート場順不同))へお問い合わせください。

なお、2月7日(土)は、東京国立近代美術館と工芸館が無料観覧日です。

☆環境省では、冬、"寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない"という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適なスタイル"WARM BIZ"(ウォームビズ)"を呼びかけております。

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2016年02月03日節分

皇居外苑いきもの / バックナンバー2016 / 北の丸公園ブログ / 季節の便り / 春の花

今日は節分、暦の上では明日から春の幕開けです。

北の丸公園では、明日の立春を待ちきれないように、春の足音を感じさせる花々が着々と開き始めています。

カワヅザクラ一輪

<河津桜(カワヅザクラ)>

静岡県河津町で発見された自然交雑由来の園芸品種と云われる寒咲きのサクラです。

北の丸公園では、吉田茂像の付近に1本植えられています。

河津町では、原木とされる木も大切に守られており、毎年2月から3月にかけて、河津川沿い約3.5㎞に渡って植えられた河津桜の並木を中心とした地域一帯で催される「河津桜まつり」には、国内外から多くの観光客が訪れ、大変な賑わいを見せることでも知られています。

河津桜が生まれた伊豆半島は、海岸沿いの大半や天城山麓一帯等が富士箱根伊豆国立公園に指定されており、昭和11年2月1日に国立公園地域に指定されてから、今年でちょうど80周年を迎えました。この3月には富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念式典の開催も予定されています。

<シナマンサク>

中国原産のマンサクの仲間で、枯れ葉をすべて落としきらずに花を咲かせ始めることがマンサクと見分ける特徴と云われています。早春に「まんずさく(まず咲く)」ことが、マンサク(満作/万作)という和名の由来の一つと云われています。

北の丸公園では、清水門脇の展望広場や、吉田茂像の付近などに植えられています。

<カンザクラ(寒桜)>

吉田茂像の傍らで見頃を向かえたカンザクラには、ときおり、たくさんのメジロが蜜を求めにやって来ては、賑やかなさえずりを響かせていました。

神田明神で行われた節分祭の様子を写した写真です

<神田明神>

<日枝神社>

地域の鎮守さまでは「豆まき」や「神楽」など、それぞれ特色ある節分祭が執り行われ、国内外から訪れた多くの参拝客でたいへん賑わっていました。

全国的に寒い日が続いています。春の足音を探しのお散歩にお越しの際は、暖かい服装でお出掛けください。

☆環境省では、冬、"寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない"という原点に立ち返り、暖房時の室温が20℃でも快適なスタイル"WARM BIZ"(ウォームビズ)"を呼びかけております。

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