2014年09月16日

北の丸公園の自然

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / いきもの / 秋の花 / バックナンバー2014
 花の少ないこの時期、園内に色を添えてくれるヒガンバナがあちらこちらで見られるようになりました。また、様々な形のキノコの観察も散策の楽しみのひとつです。
 9月16日(火)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します)

シロソウメンタケ
 ふと足下を見てみると、芝生の上に何やら白くて細いものが生えていました。実はこれ、シロソウメンタケという変わった形のキノコ。主に芝生の上や、広葉樹林内に群生します。

ツルタケ
 こちらはシロソウメンタケと違い、「キノコらしい」形をしたツルタケ。第二近衛聯隊碑近くの緑地に生えていました。コナラなどの広葉樹林内に発生。

クリの実
 梅林近くに植栽されているクリの樹では、トゲトゲとした「イガ」が割れ、少し顔をのぞかせている実をご覧頂けます。

ヒガンバナ
 樹林地のヒガンバナ。日光の光を浴びて輝いていました。

 こちらは池の対岸に咲くヒガンバナ。水面に姿が映り込んでいます。

コゲラ
 黒と白の模様が特徴的な、小さなキツツキ類です。樹林地を散策中、ニシキギの枝を滑るようにのぼっていく姿を見つけました。エサは主に昆虫類で、秋冬でも樹皮の下から虫を探して食べます。

ヤマガラ
 エゴノキに止まって辺りをきょろきょろと見回しているヤマガラ。食べ頃の木の実を探しているのでしょうか?オレンジ色のお腹が可愛らしいですね。