2014年09月08日

北の丸公園の自然

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 本日9月8日は白露(はくろ)。暦上では本格的な秋の到来をいいます。園内では秋を代表する実が次々と見られるようになってきました。
 9月8日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します)

サルビアレウカンサ
 休憩所の前では、今年も変わった形が目を引くサルビアレウカンサが咲き始めています。

 花びらはビロード状で、気持ちの良いさわり心地。10月頃まで楽しめます。

ムクロジ
 管理事務所横の見本園では、枝いっぱいにぶら下がるムクロジの実が目立ってきました。

 果皮に包まれた種は、羽子板の羽根や数珠として使われることがあります。

ゴンズイ
 可愛らしいピンク色の実がぱっくりと開いて、中から黒い種が顔をのぞかせていました。

ミズナラ
 休憩所近くの四阿(あずまや)脇には園内で唯一のミズナラが植栽されています。すっかりどんぐりの形ができあがっていますね。

スダジイ
 スダジイのドングリはミズナラに比べて小さめ。まだ「殻斗」にしっかり包まれている状態です。スダジイは前年結実のドングリが落ち、その年のものは小さいまま育つ種類。実が成熟するまで2年かかります。

キノコ
 散策中、ふと上を見上げると高さ2メートルほどの場所にキノコが寄り添うように生えていました。