2014年08月25日

北の丸公園の自然

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 8月23日の「処暑」を過ぎ、暑さのピークは過ぎつつあるようです。園内に響き渡っていたセミの声も、日に日に小さくなってきました。
 8月25日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します)

牛ヶ渕のハス
 田安門向かって左側の牛ヶ渕では、広い範囲に渡って咲いているハスの花の群生をご覧頂けます。

 花は朝早く咲いて、お昼過ぎには閉じてしまいます。

タマスダレ
 第一駐車場トイレ横で、タマスダレが咲き始めました。透き通った白色の花びらが涼しげ。

ヨウシュヤマゴボウ
 もとは西洋のもので、根がゴボウに似ているためこの名になりました。実(み)は黒紫色に熟し美味しそうに見えますが、全体に渡って毒を持っているので注意が必要です。

アカボシゴマダラ
 ハナミズキの葉で休憩していたアカボシゴマダラ。中国原産の蝶で、人為的な「放蝶」により急激に増えた為、生態系の乱れが心配されています。要注意外来生物に指定されているチョウです。

イチモンジセセリ
 黒く大きな目が可愛らしいイチモンジセセリ。晩夏になると急激に姿が見られるようになります。名前の由来は、後ろ翅の裏側に銀紋が一文字状に並んでいることから。

ヤマトシジミの交尾
 翅を開くと、メスは黒っぽく、オスは薄い水色です。低い位置をひらひらと飛んでいるのをよく見かけます。