2014年05月26日

北の丸公園の自然

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 5月も残すところあと一週間。園内では早くも梅雨を代表する花々が咲き始めました。
 5月26日(月)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します)

ガクアジサイ
 周りの花の様に見える部分は「装飾花」といい、虫をおびき寄せるための目印。本当の花は中心部です。装飾花には花の機能はなく、種子をつくることはできません。

シモツケ
 緑の多い樹林地で、淡い紅色が目を引くシモツケが咲いています。

 よく観察してみると、5弁からなる小さな花には、多数の長い雄しべが見られます。この繊毛の様な雄しべによって、ふわふわとした花の印象になるようですね。

ヒペリカム・ヒドコート
 休憩所前ではヒペリカム・ヒドコート(園芸品種)が散策する方々の目を楽しませています。

 鮮やかな黄色は、初夏から本格的な夏への移り変わりを知らせてくれているようです。

タイサンボク
 花木園付近では、タイサンボクの花が咲き始めました。

 大きな乳白色の花は、背の高い樹の枝に上向きに咲くため、少し気付きにくいかもしれません。地図を参考にご覧下さい。

アオダイショウ
 事務所近くの下の橋でアオダイショウを発見。人の気配に気がつくと慌てて逃げていきました。