2013年09月17日

北の丸公園夏の植物

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / いきもの / 夏の花 / 秋の花 / バックナンバー2013
 台風18号は北へと移動し、本日はすっきりとした綺麗な青空が広がっています。園内ではレジャーシートを持参されるお客様が見られ、からっとした気持ちの良い季候の中でピクニックを楽しまれていました。
 9月17日(火)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します。)

スイフヨウ
 花木園中程で、スイフヨウが咲き始めています。花の色が白から赤へ変化するところを酔っ払いに例えたことが名前の由来となっています。写真は午前中に撮影したものです。

 午後に再び訪れてみると、ピンク色へと変化していました。色が変化する理由は、花に含まれているアントシアニンという色素の働きによるものと言われています。一日花であるため、夕方から夜にかけて紅くなり、翌日には萎んでしまいます。

ヒガンバナ
 彼岸の頃に咲く花、ヒガンバナが咲き始めました。昔、中国から渡来したものが広がったと言われています。根には有毒成分を含みますが、毒を抜いて粉にし、食用にされたことから「マンジュ(饅頭)バナ」の別名をもっています。

マテバシイ
 園内では6種類のドングリを見ることができます。写真のドングリはブナ科「マテバシイ」で、ころころと地面にたくさん落ちていました。

コカマキリ
 小ぶりで、鎌足の後ろ側にある黒斑点が特徴のカマキリです。一般的には茶褐色ですが、まれに緑色のものもいるようです。