2013年08月05日

北の丸公園の自然

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / いきもの / 夏の花 / バックナンバー2013
本日も朝から気温が高く、蒸し暑いお天気となりました。園内では虫取りや散策を楽しむご家族が多く見られます。散策の際は適度な休憩をとり、水分補給をこまめにして、熱中症にならないよう気をつけましょう。
(※画像をクリックすると拡大します。)


メハジキ
シソ科メハジキ属です。約1cmの花が、茎の上部の葉のわきにつきます。日干しで乾燥させ、産前産後に服用していたことから益母草(やくもそう)とも呼ばれます。


タマアジサイ
ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木で、日本の固有種です。花は一斉に咲くのではなく、蕾が大きくなったものから順番に開花していくので、花期が長く楽しめます。


ヨウシュヤマゴボウ
北アメリカ原産のヤマゴボウ科ヤマゴボウ属です。小さく可愛らしい花をたくさんつけています。全体に渡って毒をもっている事でも有名なので、注意が必要な植物です。



クリ
ブナ科クリ属の落葉高木です。別名は「シバグリ」で、緑色の雌花が5~6月に咲きます。落ちているクリがいくつもありますが、触る際は鋭い刺に十分注意してください。


ショウリョウバッタ
バッタ目バッタ科で、別名はコメツキバッタです。両後ろ足を持つと米をつくようにおじぎを繰り返すことが、別名の由来となっているようです。花木園で多く見られるので、捕まえて試してみるのも楽しいですね。