2013年07月10日

北の丸公園の自然

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昨日に続き、本日も厳しい暑さとなりました。園内の芝生広場にある池では、コイやカイツブリが気持ちよさそうに泳いでいます。夏の暑さをほんの一時忘れさせてくれる光景です。
7月10日(水)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します。)

マユミ
ニシキギ科ニシキギ属で、この材で弓矢をつくったことから「真弓(マユミ)」の名があるようです。実(み)は秋頃に淡紅色に熟して4つに裂け、中から赤い種子が出てきます。


カタバミ
カタバミ科カタバミ属の多年草で、小さく整った可愛らしい花です。全体が赤紫色を帯びているものは「アカカタバミ」、中間色のものは「ウスアカカタバミ」といいます。

カタバミの仲間は学名で「オキザリス(oxaris)」といい、「酸っぱい」という意味です。カタバミには「しゅう酸」が含まれているため、噛むと酸味があります。


ヤブキリ
バッタ目キリギリス科の昆虫です。ヤブキリはキリギリスと似ていますが、昆虫の雌についている管状の産卵用の突起である「産卵管」が真っ直ぐに伸びていることが特徴です。キリギリスは下向きに反っています。