2013年06月19日

北の丸公園の自然

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / いきもの / 夏の花 / バックナンバー2013
本日は昨日と打って変わり、曇りがちで少し涼しい陽気となりました。
園内の樹木は強い風にあおられ、近づいている台風を関知したかのように大騒ぎしていました。
6月19日(水)の北の丸公園自然情報をお届けします。
(※画像をクリックすると拡大します。)

ネムノキ
以前紹介したネムノキが、見頃を迎えています。
フサフサした淡いピンク色の部分は雄しべです。雄しべが萎れて枯れると、一本の白い雌しべを確認することができます。


ハナゾノツクバネウツギ
スイカズラ科ツクバネウツギ属で、別名「アベリア」「ハナツクバネウツギ」です。大気汚染や乾燥に強く、強い刈込にも耐えるので街路樹や公園の植え込みなどに利用されます。


ニホントカゲ
ニホントカゲの幼体です。前回紹介した「ニホンカナヘビ」に比べ、鱗が細かく艶があります。

幼体の大きな特徴は「尾」です。綺麗なブルーですね。危険を感じると自ら尾を切り、敵の注意を引いてその隙に逃げます。ちなみに、尾に骨はなく、軟骨で支えられています。