2008年09月22日

北の丸公園の秋(その1)

ピンのアイコン皇居外苑 カテゴリのアイコン北の丸公園ブログ / 秋の花 / バックナンバー2008
 今日は朝から冷たい雨が降っています。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、秋分の日を明日に控え、北の丸公園の森も秋色に衣替えしようとしています。雨の合間の秋のスナップです。

(*画像をクリックすると「拡大」します。)



清水門上の土手で「ヒガンバナ」(ヒガンバナ科)が咲き始めました。アゲハ
が残り少ない日々を惜しむかのように忙しなく蜜を吸っていました。

園内のあちこちに「コムラサキ」(クマツヅラ科の落葉低木)の紫色の果実がみられます。6月頃、淡い紫色の小さな花を咲かせ、秋に果実を実らせます。同じ姿の「ムラサキシキブ」とは別種で、「コムラサキ」の方が果実が多く、こちらの方を植えていることが多いようです。

吉田茂銅像の裏手で「スイフヨウ」(アオイ科)の花が咲いています。初秋の花です。朝は白い花、午後にはピンク、夕方から夜にかけ赤くなるのが、酒飲みの顔がだんだん赤くなっていくのになぞらえ「酔(う)芙蓉」。

「カラタチ」の実もだんだん大きくなってきました。