ビルは“ゼロ・エネルギー”の時代へ

改修ZEB事例

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建物概要

改修
事例3
柏崎海洋センター シーユース雷音柏崎市

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経済的なメリットとCO2削減の両立を実現、ESCO事業を活用し公共施設のZEB改修を実施

ZEBの分類
ZEB Ready
  • 都道府県(地域区分):新潟県(5)
  • 新築/既築:既築
  • 延床面積:2,949㎡
  • 建物用途:ホテル等
  • 一次エネ削減率(創エネ除く/含む):51% / 51%
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ZEB化のメリット・課題等

ZEB化を検討した
経緯・きっかけ・
期待した効果

  • 市の方針(地球温暖化対策実行計画)との一致
    市の方針に沿うモデルとなる公共施設を探していたところ、設備更新時期を迎えた本施設が合致。
  • エネルギーコストとCO2排出削減への期待
    エネルギーコストの削減という経済効果とCO2排出削減という環境対策の両立を期待できた。

ZEB化の意思決定時
の課題

  • 予算の確保
    ZEB化すると初期費用が増えるため、補助金活用とESCO事業を前提に予算化した。
    (ESCO事業公募条件に補助金確保ができない場合、予算議決が得られない場合の解除条件を付けた)
  • 地元事業者の活用
    市内にESCO事業者がいないため、ESCO事業の公募条件に地元事業者を組み入れることを加えた。

イニシャルコストと
ランニングコスト
(資金調達、
投資回収年数等)

  • イニシャルコストの資金調達
    ESCO事業を活用、ZEB関連設備については補助金を利用した。
  • ランニングコストの削減額
    改修後初年度(平成29年度)で目標削減額の104%を達成、今後更なる削減を目指す。

建物利用者からの感想

  • ZEB化による従業員の省エネ意識の向上
    ZEB化をきっかけに、従業員の省エネ・光熱費削減に対する意識が向上した。
  • ZEB化による快適性の担保
    改修前は、窓際は寒いという利用者の声があったが、複層ガラスの導入により改善した。
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