ビルは“ゼロ・エネルギー”の時代へ

改修ZEB事例

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建物概要

改修
事例2
白鷺電気工業株式会社 本社ビルしらさぎホールディングス株式会社

白鷺電気工業株式会社 本社ビルの写真 施設のコラムはこちら

熊本地震を機に震災復興の象徴となるビルとして、3つのコンセプト(災害に強いビル、ZEBの導入、働き方改革)に基づく改修を実施

ZEBの分類
Nearly ZEB
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ZEB化のメリット・課題等

ZEB化を検討した
経緯・きっかけ・
期待した効果

  • 環境問題への取組と業務上の知見の蓄積
    以前から環境問題への取組を多数実施しており、また今後の省エネ設備のノウハウ・経験確保を目的に導入。
  • 長期的な視点にたったエネルギーコスト削減
    今後の社会情勢を踏まえ、ZEB化することによる電気代削減は大きくなると判断しZEB化を実施。

ZEB化の意思決定時
の課題

  • 通常業務との両立
    業務との両立のために複数回の引越しの費用や手間がかかり、当初予定していた新築の施工を断念。
  • ZEB化のための技術・取組の選択
    既築改修のため1階床に断熱材を導入できず、また地中熱利用換気機器を建物外に設置することになった。

イニシャルコストと
ランニングコスト
(資金調達、
投資回収年数等)

  • イニシャルコストの資金調達
    地元と政府系の金融機関から融資を受け資金調達、またZEB関連設備については補助金を利用した。
  • ランニングコストの削減額
    今後定量的に評価を行うが、空調等の機器利用は減っており電気代は下がる見込みである

建物利用者からの感想

  • ZEB化による労働環境の改善
    気密性が高くなり(目の前に幹線道路があるが)騒音がほとんど聞こえなく、快適な労働環境になった。
  • ZEB化による快適性の担保
    地中熱利用換気システムにより、夏は涼しく・冬は足元が温かい環境で快適に仕事ができた。
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