ビルは“ゼロ・エネルギー”の時代へ

事例紹介

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建物概要

新築
事例2
土佐市立学校給食センター高知県土佐市

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エネルギー多消費施設である学校給食の拠点を、高効率設備の導入による省エネ化と恵まれた太陽日射を活かした太陽熱利用と太陽光発電での創エネでZEB化を実現
設備を活かした食育や災害時の炊き出しなどの防災対応にも取り組む

ZEBの分類
ZEB Ready
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ZEB化のメリット・課題等

ZEB化を検討した
経緯・きっかけ・
期待した効果

  • 施設、設備の老朽化。またエネルギー多消費施設だったため、抜本的な省エネ対策が必要だった
    学校給食衛生管理基準等に基づいて建て替えた場合、面積が2倍以上、電気料金が4倍になるため、抜本的な省エネ対策が必要だった。また建て替え前の施設での温室効果ガス排出量は市内の公共施設の中で4番目に多かったため、建て替えを機にCO2の削減も目標とした取り組みを決定。
  • 子どもへの食育指導、防災(南海トラフ地震等)対策への対応
    エネルギー消費量の削減や低炭素化を目指す社会情勢を踏まえ、ZEBを実現することでCSRや当センターの評価が高まることを期待した。
    建て替えに際して、食育や防災対策への対応できる施設設備に関して多くの要望が寄せられた。

ZEB化の意思決定時
の課題と
その解決ポイント

  • ZEB実証事業の補助金が当初想定していた時期より遅れて採択されたため、予定していた単年度事業に収まらないことが判明
    本体工事とZEB化工事を分け、工期を見直し。当初単年度事業として組んだ予算を複数年度事業として、再度議会の承認を得て推進した。
  • 先行していた本体工事と遅れてスタートしたZEB化工事との工期の調整
    1年目に先行していた本体工事の完成を少し遅らせて、2年目のZEB化工事と共に調整し、完成。

イニシャルコストと
ランニングコスト
(資金調達、
投資回収年数等)

  • イニシャルコストの資金調達
    基本設計時からZEB実証事業の補助金を含めて計画。
  • 学校給食衛生管理基準等に基づいて建て替えたため、建て替え前より施設面積が倍になったが、ZEB化によって電気代を約2.4倍に抑えることができた
    ZEB化しなかった場合、電気代が4倍程度になる見通しだったが、さまざまな省エネと創エネの組み合わせで一次エネルギー削減率が55.3%を達成。

建物利用者からの感想

  • 高効率空調の整備により、職員の労働環境が向上(特に夏場)
    建て替え前の施設は湿度も温度も高い中、ピンポイント冷却用のスポットエアコン利用といった、職員にとって劣悪な労働環境だったが、高効率空調の導入で快適になった。
  • 太陽光発電した電力を有効利用したい
    当センターは、平日の昼間のみ稼働している施設であり、現状では蓄電設備が無いため、太陽光で発電した電力を限定された稼働日数では使いきれていない。太陽光発電した電力を有効利用するために、将来的には蓄電設備の導入をしたい。
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