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[キーワード]黄砂、バイオエアロゾル、直接空中サンプリング、係留気球、バイオエアロゾルサンプラー

[RF−072 黄砂バイオエアロゾルの越境的健康被害調査のためのサンプリング・同定に関する研究]

(1)中国(敦煌)と日本(金沢)における黄砂バイオエアロゾルのサンプリングに関する研究[PDF](1,898KB)

  金沢大学 理工研究域自然システム学系

小林史尚

  熊本県立大学環境共生学部
  (元金沢大学自然科学研究科)

山田 丸

<研究協力者>

 

  中国科学院 大気物理研究所

石 廣玉

  中国科学院 大気物理研究所

陳 彬

  [平成19〜20年度合計予算額] 11,023千円(うち、平成20年度予算額 6,112千円)

[要旨]

  近年、黄砂は地球環境に重要な寄与をする現象として多くの研究者によってその影響評価が行われている。韓国や中国において「黄砂の健康被害」として大きな社会的問題となっており、疫学的手法による研究等が盛んに行われている。黄砂バイオエアロゾルの長距離輸送とその越境的健康影響の可能性が言われているものの、いまだ誰も黄砂バイオエアロゾルの実態をつかんだ研究者はみあたらない。また、国際的にみても一部の研究者がサハラ砂漠のエアロゾルとバイオエアロゾルについて報告しているのみで、黄砂バイオエアロゾルに関する報告は全く無いといっていい。
  黄砂バイオエアロゾルの長距離輸送による微生物の飛来の実相調査と病原性微生物飛来による健康被害の可能性を検討することを最終目標とし、本サブテーマは、黄砂発生源地域である中国敦煌市と黄砂降下地域である日本金沢・珠洲・天草における大気混合層上部あるいは自由対流圏下部の黄砂バイオエアロゾルのサンプリングを行った。黄砂バイオエアロゾルの自由対流圏におけるサンプリング手法(係留気球及びサンプラ−)を現有のものを改良することによって開発し、中国敦煌と日本金沢・珠洲・天草にて実際にサンプリングを実施した。