■ ケミストリーカードゲーム
(1) ねらい
カードの組み合わせを作ったり、カードを選んで捨てながら、身の回りの化学物質について学ぶ。
(2) 形態・対象・所要時間
形態:環境省ホームページ上で遊べるカードゲーム
対象:小中学生、1人
所要時間:数分
(3) 概要
トランプのセブンブリッジのように、カードの組み合わせを作ったり、数字を並べたりしながら、手持ちのカードを減らしていくゲームです。ゲームで使うカードには、家庭・自動車から環境中への排出量の多い化学物質の名前や、12種類の化学物質などに関わるキーワードなどが書かれています。カードにふれながら身近に排出されている化学物質や化学物質による環境汚染について学びます。
■ つくろう!ポンポコ理想郷
(1) ねらい
童話調の世界で、(化学物質の使用による)リスクの感覚を学びます。
(2) 形態・対象・所要時間
形態:環境省ホームページ上で遊べるシミュレーションゲーム
対象:小中学生、1人
所要時間:数分
(3) 概要
プレイヤーは主人公のたぬきとなり、天狗やかっぱと共に村を作り上げていきます。天狗にお願いしたり、かっぱに貢物をすると村が潤っていきます。天狗にお願いすることが化学物質の使用であり、かっぱが自然環境であることを暗示しており、天狗とかっぱとの付き合い方(バランス)がポイントとなります。
■ 試作版 ころころカンパニー
(1) ねらい
製品開発を通じて「環境を守ること」と「開発」のバランス感覚を学びます。
(2) 形態・対象・所要時間
形態:環境省ホームページからダウンロードして遊べるシミュレーションゲーム
対象:小中学生、1人
所要時間:数分
(3) 概要
プレイヤーは化学製品を造る会社の社長になり、投資をして5年間で新製品を開発(生産・販売)して会社を発展させます。投資先には製品開発と環境対策があり、両者をバランスよく振り分けることがコツです。5年間の業績に対して株主や消費者から高い支持率を得ることが目標です。
■ 試作版 こざるのそうじ
(1) ねらい
環境をきれいに保つことと便利な道具を使うことのメリットとデメリットを学びます。
(2) 形態・対象・所要時間
形態:環境省ホームページからダウンロードして遊ぶシミュレーションゲーム
対象:小学生、1人
所要時間:数分
(3) 概要
画面に現れる汚れをこざるになったプレイヤーが掃除して回ります。このとき、簡単に汚れがとれる「ケミ玉」や素早く移動できる「自動車」を利用することができますが、使いすぎると・・・。効率的に道具を使って短い時間で画面がクリヤーできれば高得点が得られます。
■ エコプラントゲーム
(1) ねらい
模擬工場経営を通じ、生産と環境対策のバランスや環境問題への関心を高める。
(2) 形態・対象・所要時間
形態:カードを用いた戦略思考型ゲーム
対象:小学校高学年・中学生、5~6チーム
所要時間:ゲーム中6ヶ月で約1時間、1年間で約2時間
(3) 概要
プレイヤーは1ヶ月ごとに、100万円を環境対策と生産活動に振り分けて工場を経営します。環境対策が少ないと公害が発生し、対策を講じていない工場ほど負担が生じます。毎月の資金の振り分け方によってもうけが発生しますが、毎月、イベントカード(消費者に支持された、製品がヒットした等)を引くため、イベントによりもうけは変わります。
■ コレクター
(1) ねらい
化学物質と、身の回りにある製品との関係を理解したり、興味を持ってもらう。
(2) 形態・対象・所要時間
形態:すごろく、パズルの融合型
対象:小中学生、5~6人
所要時間:通常版(50分)、簡略版(30分)
(3) 概要
プレイヤーは、すごろくのマス目にある材料を集め製品を完成させて行きます。材料と製品はパズルになっており、パズルを完成すると製品ができあがります。製品を作るごとにポイントがもらえます。合計が500ポイント以上であがりとなります。