アジアの市長による環境的に持続可能な交通に関する国際会議
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背景
アジア地域における環境的に持続可能な交通(EST)の実現を目指し、2006年、日本環境省と国際連合地域開発センター(UNCRD)は「アジアEST地域フォーラム」を共同で設立しました。
同フォーラムは、ESTの先進事例や関連する方策及び技術の共有化を域内で推進するための政策対話会合として位置づけられるもので、1)アジア諸国政府の環境・交通分野のハイレベル代表団と、2)国際的に著名な環境・交通分野の専門家グループで構成されています。参加国は日本のほか、ASEAN諸国、中国、韓国、モンゴルの計14ヵ国で、これらの参加国に対して、専門家グループがESTを推進するための方策構築など戦略的なサポートを行います。
第1回会合は2005年8月に名古屋市で開催され、アジアがめざすESTの考え方や政策対話の継続などをうたった「愛知宣言」を採択しました。2006年12月11-12日にインドネシア・ジョグジャカルタで開催された第2回会合では、各国の保健担当省や地方自治体の政策担当者も参加者として加わりました。
各国政府、特にアセアン環境的に持続可能な都市に関する作業部会(AWGESC)との協議の結果、アジアEST地域フォーラムの枠組みの下で、従来の国レベルのみならず、都市レベルでの固有の要素や問題を考慮していくことが、さらなるEST推進のために重要であることが確認されました

2nd Regional EST Forum
環境省 | 大気環境・自動車対策