- 日時:平成25年3月21日(木) 14:00~16:30
- 場所:一般財団法人 みなと総合研究財団
- 議題
(1)平成24年度実証試験結果のとりまとめ
1.貝殻による生物生息環境改善技術について
ア.前回の指摘事項と対応について
イ.実証試験実施結果の報告
2.微弱電流を利用したサンゴ成長促進及び電着基盤利用技術について
ア.前回の指摘事項と対応について
イ.実証試験実施結果の報告
(2)平成25年度実証事業の実施について
ア.実証試験要領改定案について
イ.平成25年度選定希望技術の募集結果について
ウ.今後の予定 - 出席検討員:岡田光正(委員長)、中嶋昌紀、中村由行、西村 修
- 配布資料
- 議事次第、出席者名簿、座席表
- 資料1
- 技術実証検討会(全国)第3回会合におけるご指摘への対応方針【非公開資料】
- 資料2
- 貝殻による生物生息環境改善技術 実証試験結果報告書(案)【非公開資料】
- 資料3
- 微弱電流を利用したサンゴ成長促進及び電着基盤利用技術実証試験結果報告書(案) 【非公開資料】
- 資料4
- 環境技術実証事業 閉鎖性海域における水環境改善技術分野実証試験要領の改訂(案)
- 資料5
- 平成25年度選定希望技術の募集結果について【非公開資料】
- 議事
(1)貝殻による生物生息環境改善技術
[1]事務局より資料1.1に基づき、第3回会合におけるご指摘への対応方針について説明を行った。
- カキ殻を海面からバラバラと敷設した時に、ある深さに対して何層ぐらい重なっているのか、概略でも良いので、分かるようにすることを実証機関に対し助言した。
[2]事務局より資料2.に基づき実証試験結果報告書(案)について説明を行った。
- 沈降物があまりにも多すぎる場合や、有機物の負荷が大きすぎる海域では、その効果が続かない懸念があるので、他の海域への適用可能性を検討する際の留意点として、沈降フラックスやSS全体のフラックスの関連が大事なポイントの一つとなる旨の意見があった。
- カキ殻の敷設厚さについて、もう少し明確にするよう実証機関に対し助言した。
- 試験区の強熱減量の数値が高いことについて、無機化が起こっているというより、カキ殻のかけらを量ったのではないかという指摘があった。
- 基本的に実証試験結果報告書(案)は了承された。
(2)微弱電流を利用したサンゴ成長促進及び電着基盤利用技術について
[1]事務局より資料1.2に基づき、第3回会合におけるご指摘への対応方針について説明を行った。
- ご指摘への対応方針について、試験結果報告書(案)で確認することとなった。
[2]事務局より資料3.に基づき実証試験結果報告書(案)について説明を行った。
- 微弱電流の定義を明確にするよう実証機関に対し助言した。
- サンゴの生長に必要な光量について、文献による光量と、試験区の光量を比較し、試験区の光量に問題がないことを確認しておくよう実証機関に対し助言した。
- 基本的に実証試験結果報告書(案)は了承された。
(3) 平成25年度実証事業の実施について
[1]事務局より資料4.に基づき実証試験要領改定(案)について説明を行った。
- 実証試験要領改正(案)について了承された。
[2]環境省より資料5.に基づき平成25年度選定希望技術の募集結果について報告があった。
[3]環境省より今後の予定について報告があった。
- 閉会
省略