観光地として素晴らしい名水部門

不老水(昭和の名水百選)

(福岡県福岡市)

不老水写真

名水の特徴

香椎宮本殿より北の山手に沸くこの不老水は、「御飯の水」「老の水」とも言われ、3世紀ごろ仲哀天皇、神功皇后がこの地に行宮(住居)を構えた時、お供をした武内宿祢がこの水で天皇皇后に献上する御飯を調え、また、自らもこれを用いて300歳の長寿を保ったと伝えられている由緒ある名水。採水は、10:00~15:00、一家族2リットルまで。煮沸して飲用可。

名水の場所

香椎宮は、熊襲征伐の為にこの地に入られた仲哀天皇が亡くなられたことを忍んで廟を建て、後に神功皇后自ら創建を神託し、724年に同地にて創建された歴史ある神社。弁天池は、秋吉台国定公園や日本屈指の大鍾乳洞である秋芳洞から車で約15分の場所に位置する別府厳島神社(山口県美祢市秋芳町別府)の境内にあります。言伝えでは、この地の長者が夢枕に現れた老翁の導きにより、老翁が差立てた青竹を引き抜いたところ、清水が沸き始めたとされています。

PRポイント

不老水や香椎宮を巡る約4㎞の周遊コースは、戦いから凱旋された神功皇后が用いた武具を埋め、その上に指した杉の枝が生茂したと伝えられる神木「綾杉」などもあり、神功皇后伝説の歴史ロマンがあふれている。