観光地として素晴らしい名水部門

黒部川扇状地湧水群(昭和の名水百選)

(富山県黒部市・入善町)

黒部川扇状地湧水群写真

名水の特徴

3,000m級の北アルプスから流れ下る黒部川の水は地下水となり、扇状地の先端部では湧水となって地表に出る。黒部川左岸の生地地区では「共同洗い場」として古くから生活水として人々を潤し、また右岸では湧水で育った杉沢の沢スギなど貴重な自然を残している。

名水の場所

黒部川は、その源を富山県と長野県の県境の鷲羽岳に発し、立山連峰と後立山連峰の間に峡谷を刻み、扇状地を形成している。黒部川扇状地湧水群はその扇端部に位置し、至る所でこんこんと水が湧き出る風景が見られる。

PRポイント

黒部川左岸の生地地区の湧き水は「清水(しょうず)」と呼ばれ、共同して使う洗い場として昔から飲み水、炊事、洗濯などに利用され、世代を超えた憩いの場として愛されている。