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平成13年12月25日
水質汚濁防止法に基づき、平成元年度以降、都道府県知事は、地下水の水質の汚濁の状況を常時監視することとされており、都道府県ごとに毎年作成される測定計画に従って、国及び地方公共団体が地下水の水質の測定を行っている。
これは、平成12年度に国及び地方公共団体が実施した地下水質測定結果(環境基準項目)の概要を取りまとめたものである。
[1] | 概況調査 | 4,911本 | (1,699市区町村) |
[2] | 汚染井戸周辺地区調査 | 3,486本 | ( 287市区町村) |
[3] | 定期モニタリング調査 | 4,234本 | ( 949市区町村) |
全体(実数) | 12,446本 | (2,072市区町村) |
地下水の全体的な汚染の状況は、概況調査における評価を基本とすることとしている。平成12年度の概況調査結果によれば、環境基準項目ごとの環境基準達成状況は、表1のとおりであり、環境基準を超過した項目が1項目以上あった井戸は、調査を実施した4,911本のうち398本で、超過率は8.1%であった。項目別の超過率は、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が6.1%と最も高く、次いで砒素が1.9%、ふっ素が0.8%となっており、カドミウム他13項目については、環境基準超過井戸はなかった。
参考のため、都道府県知事による常時監視義務が課せられた平成元年度以降の概況調査における環境基準超過率の推移を表2(表2-1、表2-2、表2-3)に示す。
また、主な揮発性有機化合物(トリクロロエチレン及びテトラクロロエチレン)の概況調査における環境基準超過率の推移を図1に、平成12年度の概況調査及び定期モニタリング調査における環境基準の超過状況を市区町村別にまとめた「平成12年度地下水汚染マップ」を図2に示す。
表1 | 平成12年度地下水質測定結果(概況調査)[PDFファイル(12KB)] [HTMLファイル] |
表2 | 概況調査結果の経年変化[PDFファイル(5KB)] [HTMLファイル] |
表2-1 | 平成元~12年度の概況調査結果[PDFファイル(15KB)] [HTMLファイル] |
表2-2 | 平成5~12年度の概況調査結果(平成5年に追加された項目)[PDFファイル(14KB)] [HTMLファイル] |
表2-3 | 平成11~12年度の概況調査結果(平成11年に追加された項目)[PDFファイル(14KB)] [HTMLファイル] |
図1 | 主な揮発性有機化合物の超過率の推移(概況調査)[PDFファイル(10KB)] [HTMLファイル] |
図2 | 平成12年度地下水汚染マップ[PDFファイル(234KB)] [HTMLファイル] |
参考1 | 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素に係る地下水汚染対策について[PDFファイル(5KB)] [HTMLファイル] |
参考2 | 地下水汚染事例に関する調査について[PDFファイル(38KB)] |
資料一覧(すべて)[PDFファイル(310KB)] |