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GOOD LIFE AWARD 2015

シンポジウム&表彰式 スペシャルレポート
2015年3月14日(土)、東京都文京区の東京大学構内にある『伊藤謝恩ホール』にて『グッドライフアワード2015 シンポジウム&表彰式』が開催されました。会場には、環境大臣賞最優秀賞の候補となった10の取り組みの代表者をはじめ「環境と社会」を変えていく活動に関心をもつたくさんの方々にご来場いただき、フレンドリーな雰囲気の中で大いに盛り上がりました。当日の様子をレポートしつつ、興味深い話題で盛り上がったディスカッションなどの動画をご紹介します。ぜひ、ご覧ください!
開会式
開会宣言は、グッドライフアワードの実行委員であり、環境省大臣官房審議官の中井徳太郎さんが行いました。
ディスカッション1
自然環境などの地域資源を活用した 持続可能な地域作りとは?
『シンポジウム&表彰式』全体の司会進行は、ビジネスプロデューサーでラジオパーソナリティなどとしても活躍する谷中修吾さんが務めました。 『ディスカッション1』には、ベストセラーとなった『里山資本主義』協同著者でNHKチーフプロデューサーの井上恭介さん、島根県海士町(隠岐諸島中の島)復興のキーパーソンとして活躍する『株式会社巡の環』の阿部裕志さん、環境問題への関心が高いタレントのはなさんなど多彩なゲストが参加。また、昨年のアワードで最優秀賞を受賞した『三陸ボランティアダイバーズ』代表の佐藤寛志さん、優秀賞を受賞した『楠クリーン村』を運営する『学生耕作隊』理事長の高田夏実さんを交えて、有意義なディスカッションとなりました。
『ディスカッション1』の動画は3つに分割してご紹介しています。
受賞候補取り組みの紹介
会場脇に設置された全応募取り組み(135件)のパネル展示を見る時間としても活用された休憩を挟み、最優秀賞受賞候補取り組みの代表者による活動紹介のプレゼンテーションが行われました。 10の取り組みは、地域の問題点や特性によってユニークな視点から、エコ&ソーシャルな課題の解決を目指すものばかり。それぞれの取り組みを代表して会場に集まった人たちからも「参考になった」「刺激を受けた」といった声が聞かれました。
受賞候補取り組み紹介の動画は2つに分割してご紹介しています。
表彰式
続いて、いよいよ表彰式です。受賞候補となった10件の取り組みから、事前に公式サイト上で実施した『国民投票』の結果などをもとにして『最優秀賞』1件、『優秀賞』3件、『グッドライフ特別賞』6件が発表されました。 今年度の最優秀賞を受賞したのは『天然山菜採り代行サービス 〜山のめぐみを、おすそ分けっ!〜』(あきた森の宅配便)でした。壇上にあがったのは、代表者の栗山奈津子さん。おめでとうございました! 受賞取り組みの一覧はこちらでご紹介しています。
受賞候補取り組み紹介の動画は2つに分割してご紹介しています。
ディスカッション2
エコでソーシャルな活動の輪を全国に広げ、 日本を元気にしていくためには?
最優秀賞、優秀賞を受賞した取り組みの代表者4名と、井上恭介さん、阿部裕志さん、そして、実行委員を代表して国立環境研究所主任研究員の藤野純一さんによる『ディスカッション2』が行われました。
谷中さんの見事な舵取りで、登壇者それぞれの体験や思いが伝わってくるすばらしいディスカッションとなりました。たとえば、最優秀賞の『天然山菜採り代行サービス』に対して「代行という概念がすばらしい!」と海士町の阿部さんが評価するなど、今後、全国でさまざまな活動を展開する人たちにとっても必見の有意義な内容だったという印象です。
『ディスカッション2』の動画は2つに分割してご紹介しています。
閉会式
約5時間におよぶ『シンポジウム&表彰式』は、実行委員長である山本良一(東京都市大学特任教授、国際基督教大学客員教授、東京大学名誉教授)さんの挨拶で締めくくりとなりました。
懇親会
『シンポジウム&表彰式』終了後は、ホール内のスペースで受賞者や実行委員のみなさんがフランクに語り合う『懇親会』も催されました。 グッドライフ特別賞を受賞したエコマジシャン ミヤモさんは、突然の腱鞘炎でこの日のステージでマジックを披露していただくことができなかったのですが、懇親会場では腱鞘炎をおしてなんとかこなせるテーブルマジックで盛り上げてくださいました。

すばらしい会場で、アットホームに盛り上がった『シンポジウム&表彰式』。グッドライフアワードのスローガンでもある「みんなの力で社会を変える」ために大切なことが何なのか。また、それぞれの活動に取り組む人たちの情報交換がいかに大切かといったことが、改めて感じられる催しとなりました。 グッドライフアワードそのものがますます有意義な取り組みに成長していけるよう、来年度もたくさんのエントリーをお待ちしています!
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