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課題成果報告

5-1457 黄砂とPM2.5による複合大気汚染の肺炎、アレルギー疾患増悪作用とメカニズム解明
研究代表者
所属名・氏名
市瀬 孝道
(大分県立看護科学大学)
実施期間(年度)H 26 〜H 28
近年の中国大都市における人為起源の PM2.5 濃度は周知のごとく凄まじく、呼吸器疾患患者が急増し中国国内でも深刻な問題となっている。黄砂に関しても大規模化しており周辺諸国へは PM2.5 と共に越境粒子状物質として飛来し、多大な健康被害をもたらす可能性が高い。事実、PM2.5 上昇時や黄砂飛来時に呼吸器系を始めとする様々な疾患(特に日本ではアレルギー疾患の増悪)が発生していることも周知のごとくであり、健康被害を防ぐ為の対策が喫緊の課題となっている。しかし、これらの黄砂と PM2.5 の複合曝露よる生体影響に関しては十分なデータは得られておらず、その影響解明が急がれている。本プロジェクト研究では黄砂(PM10)と PM2.5 粒子の肺炎・アレルギー喘息への影響比較を行うと共に、それら粒子に吸着した成分のうち、粒子との相互作用によって肺炎やアレルギー疾患の増悪作用を引き起こす成分を見出し、その増悪メカニズムを明らかにすると共に、これらの吸着成分の複合曝露による影響を評価することを目的としている。これらの成果が、疫学研究の指標、また黄砂と PM2.5 による複合大気汚染に対する健康被害の未然防止や軽減策、東アジア一帯の大気環境問題改善のための環境政策の基礎資料となることを期待する。

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5-1457 成果報告スライド PDF ( 3,460 KB)

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