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課題成果報告
4-1403 希少植物・絶滅危惧植物の持続可能な域外保全ネットワークの構築 | |||
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研究代表者 所属名・氏名 |
瀬戸口 浩彰 (京都大学) | 実施期間(年度) | H 26 ~H 28 |
絶滅危惧種・希少種には、自生地は1カ所のみ、個体数も一ケタまで減少した種もあり、その持続的な維持・保全には、自生地集団の保護だけでなく、域外保全も必要となっている。本研究は、国内の7種の野生絶滅植物種、絶滅危惧種を対象にして、国内外の域外保全株の個体情報(遺伝子型や由来、分譲の履歴など)を統合するデータベースを構築し、それを元にして全国の「植物園」を中核にして、域外保全株を施設横断的に管理するネットワークを構築する。この研究の実施によって、環境省や植物園、大学、地方自治体の保全関係者が用いることが出来るような管理システムを構築する。そして、将来にわたって、我が国の絶滅危惧植物が遺伝的多様性の維持と野生復帰を行える「しくみ」を定着させたい。 |
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