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課題成果報告

3K152005 災害廃棄物由来の分別土有効利用における木くず等有機炭素含有量の評価
研究代表者
所属名・氏名
遠藤 和人
((国研)国立環境研究所)
実施期間(年度)H 27 〜H 28
災害廃棄物や津波堆積物由来の分別土には木くずや微少粒径の有機物が混入しており、その腐敗性等の理由から有効利用の妨げになっている。現在、強熱温度 600℃減量値にて有機炭素含有量が判定されているが、600℃の強熱減量では有機物の他に土壌や石膏、カルシウム系化合物の結合水や結晶水も同時に揮発してしまうため、有機炭素含有量を過大評価している。災害廃棄物の処理物である分別土の適正かつ合理的な有効利用を推進し、復興資材として利用される出口戦略を明確化するため、正確・簡便かつ迅速に有機炭素含有量を把握すると同時に、含有有機物による環境影響を把握した上で、利用上許容される有機炭素含有量の閾値を決めることが求められる。閾値を求めるため、分別土浸透水の汚濁成分や発生ガス量、沈下挙動等を指標として有機炭素含有量の上限値についても検討する。さらに、多量の有機物を含有する場合、自然発火危険性も考慮する必要が出てくる。どの程度の有機物が含有することで自然発火危険性を有するのか簡易に判定できる手法があれば、現場管理において有用となる。そのための実大模擬試験も本研究で実施することで蓄熱発火に至るメカニズムについても評価する。

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