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課題成果報告

RF-1003 環境ストレスが及ぼす生物影響の評価手法の開発
研究代表者
所属名・氏名
北野 健
(熊本大学)
実施期間(年度)H22~H24
近年、多くの化学物質が及ぼす生物への影響メカニズムが明らかとなりつつありますが、TBT(トリブチルスズ)のように、生物の雄化を誘導する物質については、詳細な分子機構が解明されていません。申請者は、最近、高温処理による雄化が、ストレスホルモン(コルチゾル)量の上昇により引き起こされる事を初めて証明しました。これらの事から、TBTによる雄化もストレス誘起が一因である可能性が考えられますが、この環境ストレスを評価する方法は未だに確立されていません。本研究では、すでに作製した遺伝子導入メダカを用いて、環境ストレスが及ぼす生物影響の評価手法の開発を目指します。これにより、化学物質の新たな作用機構を発見でき、緊急な対策に繋げる事が期待できます。

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