ホーム > ネットde研究成果報告会 > RF-1001 気中パーティクルカウンタを現場にて校正するためのインクジェット式エアロゾル発生器の開発

課題成果報告

RF-1001 気中パーティクルカウンタを現場にて校正するためのインクジェット式エアロゾル発生器の開発
研究代表者
所属名・氏名
飯田 健次郎
((独)産業技術総合研究所)
実施期間(年度)H22~H24
地球温暖化予測における重要な要素の一つに大気エアロゾル粒子による冷却効果があり、この効果を正確に算出するために大気エアロゾル粒子の個数濃度分布(粒径分布)および光散乱特性の観測データが必要です。現在、粒径分布測定に最も広く使用されている装置は、光散乱式パーティクルカウンタ(OPC)であり、OPCで測定された粒径分布データの信頼性を維持するためには、OPCによる粒子計数効率の定期的な校正が必要不可欠です。本研究では、観測現場におけるOPCの校正を可能にする手段として、発生させる粒径および個数濃度が制御可能なエアロゾル発生器を開発します。当該装置により大気エアロゾルの粒径分布データの品質を向上させ、現状の地球温暖化予測における取得データの不確かさ低減に貢献します。

成果報告スライド

資料ダウンロード

報告スライド
スライド PDF ( 4.08MB)

この記事について

いいと思う!   興味が持てた  

←ネットde研究成果報告会 一覧ページへ  ↑ページトップへ