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課題成果報告


B-1001 有明海北東部流域における溶存態ケイ素流出機構のモデル化
研究代表者所属名・氏名	熊谷　博史 (福岡県保健環境研究所)	実施期間（年度）	H22～H24
環境に排出される化合物の生態への影響を検出する、細胞やメダカを使ったバイオアッセイがあります。ただし、野生型の生物は毒物を代謝・無毒化するので、毒物を高感度に検出できません。我々は、ニワトリ細胞株とメダカにおいて簡便に遺伝子破壊する手法を樹立しました。そして発がん物質によって生じたDNA損傷を効率よく修復できない、多種類のミュータント細胞も樹立しました。同様に、毒物を無毒化する様々な代謝経路を欠損したメダカを樹立しつつあります。これらのバイオリソースを、環境毒をバイオアッセイする欧米と韓国の専門家に使ってもらい、現在より高感度な環境リスクのバイオアッセイ系を樹立します。

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